3月15日花協同活動で、花壇のポぴ-区画で参加者の一人が、「ポピ-につぼみができているよ」との驚きの声を聴いてから、毎日注意深く観察してきた。
最盛期のホピ-のつぼみは茎がまっすくに立つと翌朝には必ず開花するが、今回は開花するまでに数日かかり難産?であった。悪戦苦闘のせいであろうか、左下の花弁は黒ずんで見えた。
今朝は日の出前に起きて、散歩を兼ねて花畑に出かけた。この頃はゆっくり起きての朝ねばぅばかりしていたが、「朝起きは三文の徳」と教えられたことを思い出した。今朝は過去の経験からポピ-の開花は間違いないと判断して花畑に出かけた。予想通りばっちりと開花しており、まさに三文の徳であった。
それにしても、衣の殻の大きさと花弁の大きさを比較すると、しっかりと殻に包まれたポピ-が誕生と同時に膨らんでいく様子は、生命力の強さと自然界の神秘を感じるものがある。人間の赤ちゃんの誕生と同じである。
間もなく本格的な春がやってくる。生きとし生けるものが躍動する季節である。第1号のポぴ-誕生に寄せて元気をもらった。コロナに負けてはならないと思った。
❶ 3月15日撮影
花協同活動時にだれかれともなくつぼみのついたポピ-を見つけた
❷ 3月18日 11:37 撮影
二本のうち一本がまっすぐに立った。
❸ 3月19日 07:09撮影
片方も真っ直ぐになった。右側の方はかなり開らき、はなびらが見えるようになった。
❹ 3月22日 06:00前後撮影
花弁が開き歓迎してくれた。昨夜から早朝にかけて開花したのであろうか。
《 右上と左側の下に衣のにからが残っていた、》
《 右上の殻は微風で動きあっという間に花びらから離れていった。上から見ろと貴婦人の小さな帽子のように見える。》
《 左下の衣も役目をはたして間もなく離れていくであろう。》
《 普通の時間帯にポピ-を観ると衣の殻が残っている姿を見ることは少ない。夜明け前後の風が出ていない時間帯でないと観ることか できない。》