昨日 8月11日は、国民の祝日「山の日」であった。晴天なので晴天用の国旗を玄関に掲げた。国旗を掲げた家庭はわずかしか見かけない。 国民の祝日とは一体何であろうか。あらためて考えさせられる。形骸化し単なる休みの日になってしまったのであろうか。
いよいよ夏山シーズン到来であるが、山小屋への物資輸送の主役ヘリの機数が不足して運行がままならないとの新聞報道があった。
定年後の60代は土日には、よく近くの山登りをしたものである。夫婦で自家用車で出かけ、麓に車を置いて山登りをした。出来る限りみんなが登る無難な低い山を選んだ。
70台においては、地域活動等の傍ら山登りしようと考えて、軽自動車にタボーが付いたものを取り入れたが、山登りをする機会に恵まれることがなかった。
80代の今は、山登りをして往復を車で運転することは避けるようになった。疲れて居眠り運転する可能性があるからである。無理は禁物だ。
山の醍醐味は頂上に登ったときの感動であろう。自分の足で歩き、体力気力で登り切る。つまるところ、「生きている」ことの感動ではなかろうか。
その点では、歳を重ねるにつれて行動できる範囲が狭まり「生きている感動」を味わう機会が少しづつ減っていく、これが老いる道程であろうか。
《 我が家の国旗 》