1.大忘年会
先日、12月6日夕、静岡県隊友会浜松支部(支部長有田高明)の忘年会が、浜松駅に近いプレスタワー12階・21世紀倶楽部で行われた。
参加者は70名余と大人数の忘年会となった。支部活動が充実発展していることの結果と言える。
来賓の筆頭は航空自衛隊第1航空団司令兼浜松基地司令上田知元将補をはじめとする方々、隊友会員からは、3人の元浜松基地司令の今村昭八(隊友会参与・元静岡県隊友会会長)・松岡弘行(隊友会地域担当執行役・元静岡県隊友会 会長)・内山好夫(浜松支部顧問)の各氏も出席され盛大に行われた。
今回は地元の歌手喜多見ゆりの出演で歌謡を楽しんだ。
2.参加できることの喜び
師走の月は忘年会が多いが、元気に参加できることに感謝している。寒いからと家に引きこもってこたつの中で過ごすのも人生、積極的に気心の知れた隊友としばしの時間を語らい楽しむのも人生、それにしても元気で動けることが何よりである。
多くの隊友の中に、かって一緒に隊友会活動をした人々と語らうことができることに感謝した。平成4年から5年間にわたって、浜松支部長として、鈴木美三副支部長以下の精鋭の役員と一体となって、会員700名にまとめることができた。
3.新しいことに立ち向うOB特性
今日、若杉幸助前支部長に、次いで有田高明支部長が俊腕を振るって支部運営に大活躍し、支部活動が益々充実発展している状況を見て嬉しく思っている。トップは旧来のことにこだわることなく、前任者を乗り越えて斬新な発想で対処し、組織を充実発展させることが求められている。
その点、自衛隊の出身・OBは過去・前例等にとらわれず、毅然として新しいことに立ち向かう特性を持っている集団である。一般世間では理屈では分かっていても実際はそうはいかない面があることをしばしば見聞してきた。
自衛隊を退官し、一般社会の諸団体の役員等を経験してみて、自衛隊OBほど過去に縛られなくして活動している集団はないのではなかろうかと感じている。集団内でそれを許容する自由な雰囲気と体質がある。他の集団・組織に入っても毅然としてやるべきことをやり遂げる者が多いのもOBの特性であろう。
いろいろな見方・受け止め方があるであろうが、旧来のしがらみがないことと、在隊間、常に激動する各種事態を想定して行動・訓練した結果であろうか、旧態依然のやり方・発想・考え方は一切通じない世界であることを体得しているからだ。
自衛隊OBの多くが固定観念に縛られず、過去のしがらみにとらわれず時代の流れを洞察して対処することに慣れている面を持ち合わせているように思う。また、抵抗と批判を受けても動じない特性を持っているように思われる。
《 静岡県隊友会浜松支部長有田高明氏の挨拶 》
《 航空自衛隊第1航空団司令兼浜松基地司令上田知元将補の祝辞 》
《 隊友会本部参与の今村昭八氏(元浜松基地司令・元静岡県隊友会会長・元隊友会地区担当執行役)の祝辞 》
《 懇親風景 》
《 盛り上がって喜多見ゆりさんの歌に合わせ音頭を取る代田公平隊友 》