どこにでも見られる風景であっても、何十何百という花の点と点がつながれば素晴らしい景観となる。花壇の帯と帯がつながればさらにすばらしい。
花のあるまちなかはそこに住む人々のやさしさを感じさせてくれる。
現在はぞれぞれに共通の考え方や統一性は全くないが、「まちなかに花と緑の景観づくり」の意識や考え方が理解され定着するようになれば、将来に明るい展望が開ける。
今は、立派とか見事といわれるほどでなくてよい。ごくありふれた花スポットのように見えても、そこに「まちなかの景観づくり」という意識・概念が加われば、徐々に変化してくるので気長に取り組んでいったらよい。きっとそうした「まちなか」になっていくに違いない。
《 右側手前は花壇方式です。左側は道路わきにマツバボタン等を咲かせいている。ちょっとした心づかいがすばらしく感じられる。夕方通りがかったら水やりしている姿が見られた。見えないところでチャンと管理しておられるのだなぁと感心した。この区域は心なしかまちなかの花が多いように感じる。》
《 8月23日は暑さが峠を越えるとされる「処暑」だった。キバナコスモスが秋の訪れを告げている。ここでは畑の道路際に四季折々の花を咲かせている。少しの花があるだけで、その周辺が引き立つようになる。この区域も心なしかまちなかの花が多くなったように感じる。 》