航空自衛隊第1期操縦学生(3)  東京オリンピック・五輪を描いた男たち

 8月19日昨夜は、NHK番組東京オリンピック 「開会式の舞台裏」が放映された。我が家では家族そろって観た。

 「沖縄の聖火リレ-秘話」「命をかけた聖火台づくり」のほか「空に五輪描いた男たち」が取り上げられ、感動を呼ぶ内容であった。

 航空自衛隊第1期操縦学生を語るに「東京オリンピックの五輪を描いた男たち」を抜きにして語ることができないほどである。

 栄光のパイロット5人のうち3名が第1期操縦学生の逸材であった淡野徹君・西村克重君・藤縄忠君であったからである。

 3名は本年6月2日の東京における第1期生会にも元気な姿で参加した。

 航空自衛隊第1期操縦学生については、わが「y_hamadaのブログ」で、6月3日「航空自衛隊第1期操縦学生(1) わが青春の出発点 おおぞらにあこがれて!」、6月7日「航空自衛隊第1期操縦学生(2) 天翔ける群像! 第1期操縦学生の軌跡!」及び7月7日 「情報・連絡紙あれこれ(4) 58年前培った絆・友情を保つ「操縦学生第1期生だより」」でふれてきた。

 この中で取り上げた第1期生徳田忠成君の編集による「天翔ける群像 第1期操縦学生の軌跡」は第1級の史料であると特記した。  

 これは「操学1期」全員が協力して当時の思い出、歩んだ道を草稿し、後世に残した記録でもある。

 徳田忠成君の燃えるような情熱と強靭な意志、ち密にして用意周到な資料収集、記録の検証、すぐれた編集能力の賜物であり、同期生全員が協力して出来上がった記録でもある。まさに「第1期操縦学生の軌跡」の集大成といっも過言でない。

 その中から「ブル-インパルス」「東京オリンピック開会式上空に五輪を描いた男たち」の一部を抜粋して紹介する。

  

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《 第1期操縦学生 徳田忠成君編集の著書「天翔ける群像 第1期操縦学生の軌跡」の表紙 》

 

第1期操縦学生が活躍した創設期の「ブル-インパルス」(一部抜粋)

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《 昭和39年(1964年)10月10日東京オリンピック会場上空に見事な五輪のマ-クを描いた男たち 》