日常生活に変化をつけるとおもしろくなる
神久呂協働センタ-が企画実施している《ふれあい大学》はここ数年参加させていただいている。
一ケ月に1回・2時間程度の勉強会であるが結構面白いものだ。特に興味があるのは、普段やっていないこと、やれないことをやることだ。日常生活に変化を付けることにつながり面白くなる。
食べる人から餃子づくりの初陣
今月は「餃子づくり」だ。家では《食べる人》に徹していたが、今回だけは、人生何事も挑戦だと、初めて、餃子づくりの実戦に立った。
そうはいっても筋書きはすでに具と皮が用意されていて、具を包むことから始めフライパンで焼いて、お皿?に盛るところまでだ。
自分で包んだものを自分で焼いたせいか、楽しくおいしく食べた。
長年連れ添った家内から借りたエプロンをつけたらやる気満々の姿になつた。生まれて初めてエプロンをつけた。
子どものころは給食もなく、今の子どもたちのようにエプロンをつけたことがなかったように記憶する。
単身赴任は経験したので調理道具一式持っていったがあまり使わなかった。でも単身でもチャンと生き延びてきたのだと自負している。最悪の場合でも人間生きている限り自分で生き延びる知恵は必要だ。
材料の具は、餃子では有名な浜松市西区大久保の「丸和」のもので8個分だ。スプ-ンで8等分にして包むと量的にも大きさも安定感と均等性が保てる。
皮は同じく8枚もらった。そういえば思い出した。航空自衛隊の現役時代は、家内が餃子の材料を買って、時間をかけながらせっせと餃子づくりに励んでいた。手づくりの味を思い出した。
負け惜しみではないが、形は悪いが何とか御覧のようになった。見かねて先生格が丸みをもたせてくれた。なるほどフライパンで焼く時腰が据わっていた。
包み終わったとき、見本の餃子が回ってきた。時遅しだ。
料理は、見た目に美しく、おいしそうで食べてみたいと思わせるものが必要だ。なるほどと思った。おいしそうで安定感がある。
フライパンに油をひき、餃子を並べた。丸みを持たせると座りがよいということがよくわかった。
フライパンに水を入れ、ふたをして湯気が上がり水分が切れる手前までだが、写真を撮るため一瞬ふたを取った。煮えたぎる中に餃子はしっかりと出来上がりつつあった。
焼きあがった餃子だ。形は多少悪いが、自分で品質は天下逸品と太鼓判を押す。まァ初回だからこんなものだと自己評価した。
焼きあがった餃子、具はいつも食べている丸和の餃子と同じものなのでおいしかった。餃子は焼きあがったものを食べるのが最高だ。ありがたい「ふれあい大学》の体験講座だった。