神原町花の会(花美原会)(279)  涼しさ誘うかれんな花 神原町のコスモス畑

    めっきり秋の気配がするようになった。今朝の中日新聞の地方版には「涼しさ誘うかれんな花」としてコスモス畑が紹介された。わが神原町の市民交流の拠点として設けた「花と緑いっぱい区域」に町民有志が丹精を込めて育てたコスモスが住宅街を彩っている。花を中心とした明るいまちづくりの活動が一つの形として出来上がることに大きな喜びを感じている。

 花のまちづくりは、この花畑を拠点として、街並みに花ラインを形成することである。多くの方に賛同をいただいてこの活動の輪をさらに広げたいものである。

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《 平成29年9月5日中日新聞朝刊・地方版 》

自治会活動(27) 人命救助を中心とした防災訓練

 9月1日は防災の日であった。従来の巨大地震津波に加え、近年頻発する豪雨災害対処など全国各地で多様な訓練が行われたとメディアは報じた。その上、日本上空を飛来する北朝鮮の弾道ミサイルという新たな脅威にも直面した。さらに、3日午後0時29余ごろ北朝鮮北東部でマグニチュ-ド(Ⅿ)6.1の地震波が観測され、北朝鮮の核実験のニュースが飛び込んだ。その後、北朝鮮核兵器研究所は、「大陸間弾道ミサイルICBM)搭載用の水爆実験に完全に成功した」とする声明を発表した。

   防災の日に関連する行事については、当 地域の場合は、自治会役員が防災隊員を兼務しているため例年直近の日曜日に訓練を実施している。 

 こうしたことから、9月3日07:00~08:45、神原町防災隊約60名が参加し、人命救助を中心とした第2回防災訓練が行われた。講師は浜松市西消防署大平台出張所員により主として周囲の人の急な心肺停止等の遭遇時に備えてAED取り扱い訓練であた。防災隊員は、交代でAEDの取り扱い方を体験した。一方、炊き出し訓練も行い、帰りにはホカホカのご飯が配られた。

 どんな非常対処でも、繰り返し訓練・訓練・訓練が必要である。自衛隊・警察・消防・海上保安などは常に計画的、組織的、段階的に訓練を行い、問題点を把握し、評価し、任務遂行能力の向上を図っているから、非常の場合最大能力を有効に発揮できるのである。

 地域の防災訓練もしかりである。旧来やり方や過去の訓練にとらわれず、地域の特性に合った自主防災隊の編成・装備・訓練が求められている。常に防災体制全般を見直し、足らざるところ、是正すべきところは改善をする姿勢が求められている。  時代を越えて、「備えあれば憂いなし」ではなかろうか。

     

浜ちゃん日記  虫の音と秋の気配

 今日は午前、早朝、コスモス花畑に出かけ、花摘み用のハサミ箱を設置した。すでに2人の方が花をカメラに収めていた。早朝の花畑は開花したばかりの花が並んで生き生きとしている。花畑の受け入れ準備を終えて、自主防災隊の防災訓練に参加し、帰宅した後、2時間半ほど家庭菜園の作業をした。主な作業は管理機で耕し、鍬で畝を作ったが、これだけは体力を使い結構な労働であった。

 午後は、さすがに疲れが出てきたせいか午睡したら夕方は元気が回復した。元気が出てくると、思うことは、いくつになっても動けるうちは、人間の身体は適度に使い汗をかくうことが良いようだ。 

 夕方、散歩を兼ねて、花畑のハサミ箱を回収した。本日は花畑の来訪も多く、コスモス花もかなり減ったようだ。多くの方に楽しんでいただけたであろうか。愛犬を連れた2組さんは花畑を一周して離れていった。

 あれほど猛暑だ真夏日だと騒いだ日々は去ろうとしている。9月に入ったらいっぺんに秋の気配を感じるようになった。コスモスも「秋桜」とはよく言い現わしたものだ。

田植えのころから田んぼでカエルの猛烈な鳴き声が聞こえ、次は、蝉の大合唱がやってきた。青々とした稲も次第に黄金色に染まり出し、今やいつしか鈴虫の音になにかわってきた。まさしく秋がやってくる。 今日一日元気に過ごせたことに感謝した。

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《 管理機で耕し、鍬で畝を何列も作った。結構体力を使う作業である。》

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《 初収穫のサツマイモ 》 

 

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《 あっという間に日が暮れた。夕闇のコスモス畑に月が天空に輝いた。》

 

神原町花の会(花美原会)(279) 住宅地に花と緑が映え人々の交流と笑顔がいっぱいある花畑

神原町花の会(花美原会)の管理する「花と緑いっぱい区域」(1,500㎡)のコンセプトは、「 住宅地に花と緑が映え人々の交流と笑顔がいっぱいある花畑」を目指しています。

 狙いとしているところは、

①   静かな住宅地に花と緑が映えるように、前面と両側に22個の花壇(500㎡)に各種の季節の花、後方の主面(1,000㎡)に春はポピ-、秋はコスモスを配置し、全体として見栄えのする「住宅地における花と緑いっぱいの区域」を創り出すことをねらいとしています。

②   花畑が住宅地を彩るだけではなく、主役のポピ-とコスモスの無料花摘み体験など行い、地域住民の交流・コミュニティ・情報発信の拠点として花と緑に囲まれて笑顔のあるまちづくに寄与するよう努めています。

③22個の花壇(500㎡)を有効に活用し、沿道から季節の花が、いつもどこかに咲いている切れ目のない花壇の形成に努めています。沿道花壇のデザインは、同一花種を区画ごとにまとめ、それぞれの花が浮き彫りになるように努めています。  

1.花と緑いっぱい区域全景

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《 沿道側から見た全景・住宅に囲まれた神原町花と緑いっぱい区域 》 

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 《 花畑の後方・反対側から見た全景・住宅に囲まれた神原町花と緑いっぱい区域 》

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《 沿道側正面中央から見た全景・住宅に囲まれた神原町花と緑いっぱい区域 》 

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《 沿道側ア-チから見た全景・住宅に囲まれた神原町花と緑いっぱい区域 》 

2.コスモス

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《 コスモス畑は3個の区画とし、前面を除いて、中面と後面のコスモスを花摘みができるよう開放しています。》

3 花畑の前のアクセント 

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 4.通路も景観

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 《 住宅地に囲まれた花畑であることから通路も景観との考えで全体の環境整備に努めています。》

 

 

 

神原町花の会(花美原会)(278) コスモス花畑の花摘み

 本日9月1日から、特定区域においては、花摘みが出来るようにしました。

   神原町花の会(花美原会)の管理する「花と緑いっぱい区域」は、「花と緑いっぱいのまちづくり」を目指し、四季折々の花が楽しめるよう丹精を込めて育てております。

   ご家族やお友達と一緒においてくださり、花を通じて「地域住民交流の場」「情報発信の場」・「笑顔のコミュニティの場」にしていただければ、よき思い出となります。

 来訪の折には、メインのコスモス花畑をご鑑賞の後、せっかくの機会でありますので、ご希望の方には、特定区域で自由に無料でコスモスの花摘みをしていただき、ご家庭に持ち帰り、一輪挿しで楽しんでいただこうとの試みであります。ハサミも用意してあります。

 この方式は大変好評で喜んでいただき、約8年間実施し定着してまいりました。花摘み開放の趣旨を多くの方が理解してくださり、大きな問題もなく、今日まで続いております。ハサミも無くなることはありません。

 最初に始めたころには、いっぺんに花が無くなるとの懸念から本数など制限したこともありましたが、基本的に係を置かないことにしていますので、花畑は観て楽しむという皆様の良識に期待することにしています。 

 この場合、鑑賞期間を25日間を想定しているため、最初から大量かつ根こそぎに持っていかれると、後から来訪された方に迷惑をかけることになります。

 花畑の運営は、一般的には「見て楽しむ」だけですが、神原町の花畑は、創設期からさらに、「自分が選んだ花を、自分の手で摘んで楽しむ」・「摘んだ花は持ち帰り一輪挿しで楽しむ」・「家族や友達が花を通して話題が広がり、絆を強くする」などの倍加を期待しています。

 花畑の運営・活動の基金は、町民の有志の皆様からの浄財と自治会の助成金をもって運用しております。ポピー、コスモスの種は浜松市の園芸資材交付制度や県のグリンバンク制度を利用しております。

 今後、花見と花摘みが、花摘み一辺倒にならないよう着意してまいりますのでご協力ください。 

 

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 《 9月1日浜松市西区神コスモス花畑 》

 

神原町花の会(花美原会)(277) コスモス見ごろ 秋の気配

 今年8月最後の日、まだまだ猛暑は続くであろうが朝夕は涼しくなってきた。花畑ではそよ風に揺らぐコスモスに秋の気配が感じられる。8月31日静岡新聞朝刊に、神原町花の会(花美原会)の管理するコスモス畑が見ごろと報じられた。

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《 8月31日 静岡新聞朝刊 》

神原町花の会(花美原会)(276) 花のまちづくりの原点に立ち返って(2)

 わたくしの「まちづくり構想」「花まちづくり」発想の原点を探っていたら、次のブログに航空自衛官現職時代における町内会・自治会活動に関する活動を記録していた。

2016-09-25  昭和の航空自衛隊の思い出( 355 ) 市川市防衛庁二俣団地における役員活動

1.   2回お世話になった二俣マンモス官舎団地   省略

2.   マンモス官舎団地の自治会役員

   航空幕僚監部勤務となって、しばらくしてどのような経緯か忘れてしまったが、昭和62年(1987)には団地の自治会の役員をやるようになった。多分、たまたま当番の組長などになったのではないかと思われるが、環境部長として団地内の清掃、柳樹木の整理や団地の盆踊りでは施設担当となって櫓などの設営を行った。

 当時の写真で見ると、集会室で会議をしたり、責任者となって盆踊りのやぐらなどを小学校の校庭に設営したことが記録されている。昭和50年(1975)、小松基地の官舎地区では自治会副会長、昭和58年(1983)、春日基地の官舎地区ではで自治会長をやったことがあったので、自治会活動には現職時代から縁があったように思える。 

3.  現職時代から地域活動への関心と発展

 振り返ってみると、自衛隊時代の自治会・町内会の役員経験から、どの勤務地においても地域における活動に関心を持っようになったようである。職域内の官舎生活だけではなく、こうした機会を利用して、地域社会の諸活動や発展の根源はどこにあるのか考えてきたように記憶している。

 勤務地における様々な地域活動を見聞して、地域における諸活動はどうあるべきか、自治会の役割や活動はどうあるべきか、自分なりの考え方を作り上げていったように思える。

 また、定年後の終の棲家においては、そこでお世話になる限りはそれなりの貢献、役割が与えられたら果たすのが当然の義務であると考えるようになった。根底には、自衛隊勤務を通じて、国の守りは地域や町の安心・安全と発展からと考えていたからであった。

 こうしたことから退官後も自然の流れのように、居住地の自治会の役員に関わるようになり、各種の団体の代表等を務めることになった。

 せっかく団体の代表をやるんであれば、単なる前任者の業務の踏襲や任期を可もなく不可もなしで、お茶を濁す程度ではなく、現職時代に創造・改革を旗印にしたように、積極的に地域の発展につながるものに挑戦してみようと思った。

 自治会長に推挙されてから、町民が中心の「まちづくり委員会」を設けたり、委員が研究・討議して集約した「まちづくり構想」を立案して実行することをしたり、「神原町の歩み」50周年誌を編纂したり、今までメモの申し送りや語り継ぐだけであったものを、自治会及び役員の運営要領を明確にする運用規定を制定したりした。

 町は農村を主体とした集落から誕生したことから、昔からの古い慣習などが残っている中で、よそから移住した者が、今までの発想になかった斬新な「まちづくり」を提案したから多少の雑音や抵抗はあったが、自治会総会の決議を基に各種の事業の大部分を完遂した。

 今では、多くの新しい若い世代・世帯が移入・誕生し、新しいことへの挑戦と変革・改善は当然のこと、当たり前のことと受け止められる時代になった。十年ひと昔と言うが、こうしたことも昔語りとなってきた。

 そうこうしているうちに、先輩たちが逝ってしまい今や、町の長老格の仲間入りする頃になってきた。今度は老害とならぬよう気を付けなければならない歳となってきた。どんなことでも、協力支援はするけど口出さずと戒め、じっと見守ることにしている。世の中はあっという間に、時代とともに進展していくものだと感じる。

 つまるところ、創設期の航空自衛隊に勤務し、常に創造・発展・充実・改革が求められ、新しいものを作り上げる時代に生きたことが自分の物の考え方、生き方に大きく影響を及ぼしたことを知るのである。