浜ちゃん日記 大型ビニールハウス栽培農業の拡大と地域の振興

    寒さが一段と増してきたが、寒気の中に目立つものがある。冬に強い草花は厳しい寒さになればなるほど本領を発揮しているように見える。わが家の玄関を飾る草花、庭木の紅梅も同じである。

     畑の方は、長期にわたって雨が降らないので、カラカラになって危機的状況になってきたのに、片や北海道・東北・北陸方面では降雪で厳しい状況にある。自然界の動きは人力ではままならないものだ。

    昨日と今日、夕方1時間ほど散策をした。防寒服装で少し距離を伸ばし自宅から大久保地区や伊左地地区まで歩いてみた。この地域は大型ビニールハウス群が立ち並び野菜・花などの栽培の本拠地と言っていいほどである。大型ビニールハウスなによる農業が企業化しており、栽培・収穫・出荷販売などビニールハウス農業王国が出現し、私の町にも波及してきている。

    その一方で、天気に左右される路地での野菜栽培もさかんであるが、減少傾向にあるようだ。また、休耕地の多くが、逐次大型ビニールハウス群に転化しつつあるように感じられる。

    野菜・花類栽培の大型ビニールハウス群が立ち並ぶ中、前年の台風で古いビニールハウスは、ビニールが破れ無残な姿が散在していた。

    こうした点では、大型ビニールハウスは天気など気象環境に関係なく、野菜などの栽培が大量生産・出荷により安定により安定した経営できるわけで西部地区の大型ビニールハウス農業は今後益々発展拡大するのではなかろうか。地域の労働需要供給にも大きく寄与しているようだ。

   浜松市のホームページによると、「浜松市西区の農業」を次のように説明している。

    「西区は、市街地と浜名湖に挟まれた位置にあり、風光明媚な舘山寺温泉、フラワーパーク、動物園等が立地し、多くの観光客が訪れています。多種多様な作物が生産され、北区に次いで農業がさかんな区です。総農家数は1,579戸、経営耕地面積は1,238ヘクタールとなっています。
はままつフラワーパーク」周辺の庄内・伊佐見・和地地区では、ガーベラ、きく等の花き栽培がさかんで大産地を形成しており、「浜名湖の花」のブランドでも知られています。特に、ガーベラは安定した生産、多様な色種、パッケージによるブランドの確立等から全国でも有数の産地となっています。また、トマトの施設園芸も行われています。
神久呂地区では、農業水利施設の整備による農業用水によって、大型ビニールハウス等の施設園芸がさかんになり、セルリー、ちんげんさい、サラダ菜、みつば、すいか等の産地となっています。篠原地区では、日本一早く出荷する「新たまねぎ」としての早生たまねぎ、かんしょが栽培されています。
その他、観光客を対象としたいちご、みかん等の観光農業も展開されており、訪れる人々を楽しませています。」

❶ 大型ビ二-ル ハウスウス群 

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f:id:y_hamada:20190125073555j:plain 野菜畑

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 茶畑

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