浜ちゃん日記 高島屋資料館所蔵 「日本美術と高島屋」

1 高島屋資料館所蔵 「日本美術と高島屋」展

 昨日7月8日午後、遠鉄グル-プ記念事業で開催された、高島屋資料館所蔵 「日本美術と高島屋」を鑑賞した。車で出掛けたが会場の遠鉄百貨店は満車で別の駐車場にとめることになった。最終日であったせいか会場も満員であった。

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ホ-ムベ-ジによると 、本展覧会の見どころを次のように紹介していた。

❶ 見どころ

魂を揺さぶる日本美術が一堂に。

 この度、遠鉄グループでは周年記念事業として、髙島屋と日本画家たちの交流をご紹介する「髙島屋史料館所蔵 日本美術と髙島屋〜交流が育てた秘蔵コレクション〜【特別展示】豊田家・飯田家寄贈品展」を開催いたします。天保2(1831)年、京都で産声をあげた髙島屋は、創業期の呉服店時代から現在に至るまで、誇りと伝統を有し、歴史を重ねています。

 本展では、その長きにわたる歴史の中で、髙島屋の名のもとに集まった日本画の名品を一堂に展観し、近代日本の画家たちが髙島屋といかなるかかわりをもって自らの芸術を高めていったのかをご覧いただきます。横山大観竹内栖鳳をはじめ、富岡鉄斎東山魁夷平山郁夫など、約50点に及ぶ展示作品が髙島屋に収まったエピソードも交えてのご紹介です。

特別展示

豊田家・飯田家 寄贈品展

  近年、トヨタ自動車創業家豊田家ならびに髙島屋創業家飯田家から大阪の髙島屋史料館に寄贈された美術品や呉服を約20点公開いたします。

 明治時代から昭和時代にかけて髙島屋の当主であった四代飯田新七の娘・二十子は大正11(1922)年、トヨタ自動車創業者豊田喜一郎氏と結婚、両家のご縁が結ばれました。

 今回は豊田家の寄贈品から、二十子が豊田家に嫁ぐ際に着用したきものや、髙島屋初の美術展覧会「現代名家百幅画会」(明治42年)に出品された竹内栖鳳の作品などを展示いたします。

 また髙島屋は明治初年からその企業活動において美術家たちと深く関わり、歴代の飯田家当主は公私にわたって彼らと交流しました。今回は富岡鉄斎や京都の画家・工芸家など、飯田家旧蔵の美術品を展示いたします。

❷ 所感

 「日本美術と高島屋」との関係が理解できた。明治初年から高島屋の歴代の飯田家当主が美術について高い見識を持って、どのように日本美術の継承育成に努めてきたか、大きな流れについて知ることができた。説明版を読みながら展示品を見て回った。

 横山大観など日本の有名な作品を直接見ることができ圧倒されるものがあった。また、ビデオ室で25分の「日本美術と高島屋」との関係などについて説明した内容を視聴した。

 一般の立場としては、これほどの記念事業であるだけに、作品展示品名だけの一枚の紙だけではなく、解説書的なパンフレットがなかったのは惜しまれる。それなりの理由があったであろうと推察した。  

2 遠鉄百貨店新館8階からの風景 

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《 眼下に広がる風景は、浜松市の表玄関の表情でもある。》