めっきり秋らしい空になった。午前はコスモス畑のコスモスの処理作業に着手し、午後は稲のア－トを見物してきた。神原町花の会の管理するコスモスは明日の午前８時から全部を撤去整理することにした。
コスモスの整理は、手で抜く作業であることから、最も抜きやすい状態の土日のいずれかを選択して協同活動日を決定した。それは、先日降雨があり抜きやすい状況になっている。更に晴天が続いて地面が乾燥しすぎると手抜き作業は重労働と化することもあるので、経験上から明日が一番最適の日という判断である。
台風18号の影響を受けていっぺんに花が散ってしまったが再起して第2回目の最盛期となり、コスモス花をもう少し残したいが、総合的に判断して潔く整理を決断した。
今日も一日中花摘みに訪れる方が多く見られ、知り合いにも上げると抱きかかえるぐらい持ち帰る方もあった。
午後は、浜松市寺脇町にある田んぼの稲のア－ト「ドラえもん」を見物した。こちらも中々のもので見物に訪れる方が多かった。自然界を相手に一つのものを作り上げる苦労がよく分かるので興味深く櫓の上から眺めた。
人生はいつも決断と対処の連続ではなかろうか。その結果がどんなことになったとしても責任は決断した者にある。最近はトップが責任をとらない事例が見られる。大は政治・経済・社会の大きな出来事から身近な生活の中の諸々の小さなことでもその責任を他へ転嫁したりするのは見苦しい。こんなことを思いながらコスモス整理に着手した。
《 強い風が吹いたり、やんだり、見渡す限り一点の雲がなかったのにいつの間にやら雲が発生して通り過ぎていったり、自然界は流動的だ。》
《 コスモス畑は多くの方に花摘みなど楽しんでいただいたが、明日の午前中に整理が終わるであろう。》
《 田んぼの稲のア－トは、ち密に計算された構図に基づいて苗を植え育てたものであろう。苦労が目に見えるようだ。》
