浜ちゃん日記 柔軟二刀流出たとこ勝負

1. カラスも寄ってくる

 今日は午前中、浜松市西区神原町花の会(花美原会)の管理するお花畑を管理機で耕した。ポピ-の整理が終わり、次の主役コスモスの種蒔き準備を行っている。毎回、花摘みが自由にできるよう一般解放した分だけ畑はかなり固くなっており、何回も丁寧に管理機を動かし土壌管理する必要がある。

 いつもお花畑を管理機で耕していると、小鳥がそばまで寄ってくる。それも半端じゃない1~2mぐらいまで近づいてくるから不思議だ。中には先導してくれるのもいる。管理機が地中の虫を掘り起こすことになるから、獲物がいっぱいあって鳥にとっては大好物を口にすることができるのであろうか。

 今日はカラスが一羽2m位近づいてきていた。管理機を操作している人間の存在も自然と一体となるとカラスからすれば外敵ではなくなるのであろうか。仲間と思うのであろうか。面白いものだ。明日も午前、管理機を動かすことにしている。

 

2.馬力のある管理機の威力

 昔の農耕は牛や馬をつかって田畑を梳いたものである。戦後、管理機等機械力がとってかわり様相が一変した。目下田植えの時期であるが、農機具の活用は田植えのイメ-ジを変えつつある。

 お花畑も同様である。1,000㎥の花畑を人力ですべて耕すとなると、活動自体が成り立たないのかもしれない。その点、お古の大型の管理機は馬力もあり大活躍している。花ないっぱい活動を始めた当初、最新鋭機をもった農家が使わなくなったお古を無料で提供して下さり、今日に至るも活用している。操作の腕も上がった。

 管理機はお古で多機能はないが、馬力はあり実直に稼働してくれている。花活動を支える陰の功労者と言える。

 この世の中を見渡すと、この管理機と同じように「陰の功労者」ともいえる人々の働きによって、うまく成り立っている。

 

3.柔軟二刀流の出たとこ勝

 夕食後は、神原会に出かけカラオケクラブで練習に励んだ。男性組は、北島三郎の「人道」を唄い、女性組は、川中美幸の「祇園のおんな」、レッスンテ-プも作曲家が丁寧に説明し、ポイントを教示する内容であり、いつもながら良くできたものだと感心している。

 会員の毎月の会費は、1,500円で会館使用料、レッスンテ-プ・DVD等の購入費、通信カラオケの負担料等をやりくりして運営している。指導者が奉仕に徹している点などが17年間続いている秘訣ではなかろうか。

 人生時間に限りがある。一日24時間しかない。それをいかに有効に使うか。のんべんだらりとする日もあれば、いやに忙しい日もある。今日は午前は管理機を動かし大汗をかいた分、午後はのんびり過ごして休息した。柔軟に使い分けながらなんとか過ごしているといってよい。

 「忙中閑あり」といきたいところであるが、それほどかっこよくは生きられない。強いて言えば、「柔軟二刀流」で出たとこ勝負で過ごしているといえそうだ。