シニアクラブ浜松市(5) 令和5年度シニアクラブ浜松市理事会及び総代会に出席して

 6月28日、一般社団法人浜松市老人クラブ連合会(シニアクラブ浜松市)の理事会及び総代会が、浜松市福祉交流センター開かれ、監事して出席した。

 主議題は、令和4年度事業計報告、決算報告及び監査報告.、令和5年度事業計画及び予算、役員の退任と補充選任であった。

 総代会は議長に、副会長の中条操氏を選出し、粛々と議事は進められ満場一致で可決された。監査報告は、監事を代表して行った。

【所感】

 常務理事の説明によると、シニアクラブ浜松市の単位クラブ数は369、会員数は17,846人である。浜松市65歳以上の人口225,153人に対して、その加入者は17,737人、加入率7.88%である。65歳以上の高齢者の増加に関わらず、年々加入率が低下傾向にある。また、クラブ数と会員数が減少傾向にあり、会長のなりてがなくて休会・解散するクラブもあるとのことである。

 本年度事業計画の方針及び重点事項にある通り、少子高齢化・人口減少化の中で、活動の方向性、事業内容は適正であると考える。

 しかしながら、会勢の現状は、単位クラブ及び地区連合会における会員の増加・加入促進活動にも関わらず、高齢者の活動機会の増加と行動態様の多様化、価値観や意識の変化などによって決め手となる有効な打開策が打てないでいる。

 シニアクラブにとどまらす、地域社会における全ての組織・団体も会員加入減少の問題を抱えている。

 諦めないで、現場における活動の充実化を図り、広く地域の皆さんに活動内容を広報し、地道に活動を継続することに尽きる。高齢者が、振り返って、「シニアクラブに入って良かった、楽しかった、元気になった」と実感し、未加入者に伝えていく、会員一人一人の充実感と仲間づくりを推進していきたいものである。 

 こうした視点から、各シニアクラブは、週3回程度の集合活動の推進、会員の口コモーシヨン活動の充実と情報連絡紙である会報をどんな形でも良いから毎月発行して活動状況と会員の声を掲載して、地域の皆さんに回覧する方式を推奨するものである。

1 理事会

 報告説明  常務理事(事務局長) 西村嘉夫氏

2 総代会

① 次第

②   会長挨拶   藤田かつ太郎氏

③ 議事  議長 中条 操氏(副会長)

④ 上程議案

❶ 令和5年度事業計画

❸ 令和5年度一般会計収入支出予算書