公益社団法人隊友会 静岡県隊友会浜松支部 令和4年度総会が、6月26日、午前11時から浜松市中区のクラウンパレスホテルで開催され出席した。総会は、コロナウイルス禍のため、3年ぶりの開催となった。
総会は、副会長山口芳則氏及び鈴木忍理事の司会進行で進められ、国旗に敬礼・国歌、物故者に対する黙とうの後、次第通り議案の説明・審議・承認など円滑に運営された。
❶ 会長挨拶 新田 満氏
❷ 来賓挨拶
① 衆議院議員 塩谷 立氏
② 衆議院議員 城内 実氏
④ 静岡県会議員 竹内良訓氏
❸ 議案の説明・審議、承認
① 第1 号議案 令和3年度事業実施報告
② 第2 号議案 令和3年度事業決算報告
③ 第3 号議案 令和3年度監査報告
④ 第4 号議案 令和4年度事業計画審議案
⑤ 第5 号議案 令和4年度事業予算案審議
❹ 所感
① 会員と役員の新規確保問題
3年ぶりの総会であった。支部長当時一緒に支部活動を行った皆さんに会うことができた。コロナ禍で、会員の減少、役員の新規確保の困難性などの新しい問題に直面しており、新たなる取り組みが表明された。多彩な人材が多くて役員の登用に頭を悩ました時代が思い出された。
② 自衛官に「社会的地位と名誉」を
来賓挨拶の中で、元浜松基地司令、元静岡県隊友会会長の今村昭八氏が゛、自衛官が最も政治に望んでいることは「地位と名誉」であることを強調された。全く同感である。昨今、自衛官の処遇改善など話題となっているが、真に望むものは、金銭的な待遇改善ではなく、諸外国の軍人と同じように「社会的な地位と名誉」ではなかろうか。
③ 「一人一役運動」の推進とPR
「存在感のある隊友会」の原点は、隊友が自衛隊勤務で培った資質能力、経験を自治会長、シニアクラブ会長、各種団体の指導者など地域社会で存分に発揮することである。
かって提唱した「一人一役運動」の推進は今日も受け継がれ、実によく多くの隊友が活躍している。元自衛官が共通して持っている経験と能力である。毎月の「隊友はままつ」などで積極的にその活躍ぶりを紹介してもらいたい。