82歳老いる雑感( 38 ) 情報連絡紙の編集・発行と新しことへの挑戦わわわわ

1 情報連絡紙「自治会だより」の創設と継続・充実・発展

    かって十数年前に自治会長をしているときに、初めて自治会活動に情報連絡紙「自治会だより」の発行を創設し、自治会活動の積極的な広報を始めたら、よく言われたことがあった。

    そんな事を自治会長が始めたら会長はもとより自治会役員をやる人がいなくなるからやめてほしいと言った雑音と忠告であった。また、パソコンのエクセルによる会計処理も同じであった。

    当時、パソコンを十分に使いこなせるほどではなかったが、時代は情報化社会の真っ只中に突入し、自治会活動においてもパソコンの導入は必要不可欠なとのであるとの考えと信念から、新しいものへの挑戦として、毅然として立ち向かって、3年間毎月定期的に「自治会だより」なるものを編集・発行した。

 その後、今日に至るも4代の自治会長は継続して「自治会だより」を編集・発行し、今や完全に定着して、その役割を十二分に果たしている。今や自治会会計処理もパソコンによる集計が主流になってきた。

   情報化社会は、想像もつかないほどの速さでどんどんと進展している。パソコンを駆使しての情報連絡紙の編集も高度化してきたように感じられる。パソコンによる「 自治会だより」の編集の仕方は、その時の自治会長等の考え方で多少の変化はあるが、自治会活動と一体であるとの考え方は定着して、「 自治会だより」の発行・配付は当たり前として当然視されるようになった。これからの時代は、パソコンを使いこなせる若い人たちによってどんな形のものができるのかと楽しみである。

2 シニアクラブの情報連絡紙「いきいき神原会」と新しいことへの挑戦

    先日は、新年度に向けてシニアクラブの情報連絡紙「いきいき神原会」No95を編集・発行・配付した。毎月一回程度の発行であるが、回を重ねてよくここまでやってこれたとの感慨深いものがある。

 情報連絡紙についても、ちまたの連絡紙などの編集ソフトを利用する方法もあるが、今までは自己流でやってきた。

    年金生活であるから、実は時間がたっぷりあるようでないのが現実である。そこでどちらかという自分がやりやすい、手慣れた方法で処理してしまう傾向が出てきてしまう、ついつい自己流のやり方で編集してきたようだ。そこには、パソコンで編集ソフトを十二分に使いこなせないところにも起因しているのではなかろうか。ともすれば、そこに高齢者であるからとの甘えがあるのかもしれない。

 その点では、町内の回覧板などで回ってくる他の情報連絡紙を見るにつけ、若い人たちの作ったものを見ると、流石だと感心することがある。パソコン機能を十分に活用していることが伺われるからである。

  そこで、新年度からは新しいものに挑戦して多少でも紙面に変化を持たせよう努力していきたいと思っている。シニアクラブの情報連絡紙を読む側の立場で、読みやすく、活用される紙面にしたいと努力していきたいと思っている。

 新しいことへの挑戦は、いつの時代でも必要である。どこまでやれるかわからないが、シニアクラブの会長職もぼつぼつ先が見えてきた。まもなく83歳を迎える。長寿社会とはいえ、85歳までには次へバトンタッチしたいと思っている。最後の奉仕と考えて、やるべきことはやっておきたいとの思いである。