本日３月１１日、東日本大震災は発生から７年を迎えた。政府主催の追悼式は、東京都千代田区の国立劇場で営まれ、秋篠宮ご夫妻、安倍晋三首相ら三権の長、遺族の代表ら計約820人が参列された。ＮＨＫテレビで式典の模様を拝聴し、地震発生時刻の午後2時46分に合わせて、自宅において夫婦で黙とうをささげた。
未曾有の大震災は、「３月９日現在の警察庁のまとめでは、岩手、宮城、福島の3県を中心に、死者１万５８９５人・行方不明者２５３９人、津波や東京電力福島第1原発事故により避難生活をした人は、ピ－ク時の約４7万人から減ったものの、全国でなお約7万３千人に上る」と産経新聞は報じた。
政府主催の追悼式の開催趣旨は、「東日本大震災は、被災地域が広範に及び、極めて多数の犠牲者を出すとともに、国民生活に多大な影響を及ぼした未曽有の大災害であったことから、発災7年を機に、国として、被災者を追悼する式典を開催するものです。」とある。まさしく全国民にとって忘れがたい大災害であった。
東日本大震災とともに阪神淡路大震災から２３年となった今年１月１７日の神戸市中央区で行われた追悼式も同様であった。「１９９５」「１．１７」とともに「伝」の竹灯籠の灯が忘れがたい。
こうしたことから、午前中は、花畑の作業を行い、午後は自宅において静かに東日本大震災に関わる記事を読んだり、テレビの特別番組を視聴して「大震災」について振り返り心を新たにした。私自身にとっても、大震災への対処等を再確認する記念日でもあった。
《 ＮＨＫテレビ、安倍総理大臣は、「７年の歳月が流れ、被災地では復興が１歩ずつ着実に進展しているが、被災者の置かれた状況に寄り添いながら、今後とも、切れ目のない支援に力を注ぎ、原子力災害のあった地域における帰還に向けた生活環境の整備、なりわいの再生支援など復興を加速していく」と式辞を述べられた。》
《 ＮＨＫテレビ、 秋篠宮さまは、「いまなお困難を背負いながらも復興に向けて日々努力を続けている人々に思いを寄せ、１日も早く安らかな日々が戻ることを皆で祈念し、御霊への追悼の言葉といたします」とお言葉を述べられました。》
