昨日3月11日、東日本大震災発生から10年を迎えた。政府主催の追悼式が天皇、皇后両陛下のご臨席を仰ぎ国立劇場において厳かに挙行された。「3.11」はわが日本国と国民鎮魂の日であるとともに「危機に強い日本国家」を作る決意を新たにする日でもある。
今日の新聞、テレビは、昨日の政府主催の追悼式、天皇陛下のお言葉(全文)及び内閣総理大臣の式辞、衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官の追悼の辞(全文)及び 遺族・被災者代表の言葉(要旨)が掲載された。その中で産経新聞掲載分を取り上げることにした。
この未曽有の悲惨な「大震災から何を学び伝えるのか」の視点から天皇陛下のお言葉及び内閣総理大臣の式辞、衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官の追悼の辞及び 遺族・被災者代表の言葉を記録することにした。
遺族・被災者代表の言葉.についても全文を探したが、全部がそろっていないため残念ながら要旨のみとした。省略されたものは全部ではないからである。
東日本大震災から10年の節目にあたって、今なお政治・産業経済をはじめ社会生活等全般にわたって大震災の及ぼしたものは何であるのか、当時の甚大にして悲惨な被災状況と現在の復興状況、苦難の中から立ち上がった被災者の現状と現在に至るまての心情と心の痛み、被災地の復興と今後の課題、教訓を生かした国家としての防災体制、非常事態における中枢機能の充実等司令塔のあり方など様々な点からお言葉、式辞、追悼の辞及び追悼の言葉の中から読み取ることができる。
私があえて、全部を取り上げた理由は、じっくりと内容を熟読吟味していくと、何を学び伝えるのかの方向と内容が集約されており明確となるからである。
《 産経新聞 令和3年3月12日 》
《 産経新聞 令和3年3月12日 》
《 産経新聞 令和3年3月12日 》
《 産経新聞 令和3年3月12日 》
《 産経新聞 令和3年3月12日 》
6 東日本大震災十周年追悼式 遺族・被災者代表の言葉要旨
❶ 強く生きていくことを誓う
岩手県代 佐藤省次さん
《 産経新聞 令和3年3月12日 》
❷ 若い世代が記憶をつなぐ
宮城県代表 荒川航さん
《 産経新聞 令和3年3月12日 》
❸ われわれの教訓を生かして
《 産経新聞 令和3年3月12日 》
❹ 大好きなまちを守り未来へ
被災者体表 近江智春さん
《 産経新聞 令和3年3月12日 》