がんと闘った会員の逝去
今日はシニアクラブの9月定例会と防犯・交通安全教室を開催した。参加者29名で出席率はいい方であった。
長らくがんと闘っておられた女性会員の一人が先月末亡くなられた。病気と闘っていながら、つい最近まで定例会には顔を出しておられただけに一層寂しさを感じた。告別式には交流のあった多数の女性の方が参列され、お別れをしたのが強く印象に残った。長年にわたり地域で築いた人のつながりといったものの大切さを感じたものである。
私のがんの発病より早く同じ病院で入院手術を受け、病歴は先輩であった関係から当時病状を心配してくださった方であるが、がん一つと言えども行く末は分からないものである。
また、たいていの方が歳だからと退会されたりする中で、最後まで毅然として多少他人の力を借りながらも自力で出席をされた姿に接し、人は最後の最後まで、どのように生きるべきかを教えられたものである。超高齢社会における生き方の一つを見る思いがした。
96歳女性の新入会
その一方で、最近、当町に子供が新築転入された方で、子供さん宅に同居されている高齢の女性が、シニアクラブに入会したいとの情報報告を受けたので、早速自宅に伺って入会を確認し、今回の定例会の案内をした。
住まいは会場の会館の近くにあり、本日は自力でお出でになり、皆さんに紹介した。しっかりとしたあいさつをされ、96歳と7か月にみんな驚くばかりであった。引っ越ししてきたばかりの新しい居住地でシニアクラブに入会される意欲と行動力に敬服した。会員の皆さんにとっても大きな刺激になるであろう。この方を見て「歳だから」という言葉は、恥ずかしくて言えない思いがした。
輪投げ大会への初参加挑戦
今回の定例会では、浜松市輪投げ大会に初出場するため、自主的な参加申し出を呼び掛けたところ、2個チ-ム(1チ-ム6名)の編成にこぎつけることができた。大抵のことは他のシニアクラブに引けを取らない活動をしてきたにもかかわらず、今まで輪投げ大会への参加だけはなかなか手を挙げるものがいなかった。
積極進取にして活力あるシニアクラブとして発展していくためには、新しいものに挑戦することが大切であることから、新年度4月から積極的に組んできた。先月の定例会は、新品の用具も購入配置し、輪投げの要領等の体験会も実施した。
リ-ダ-の役割と存在
来る10月4日の市大会への参加は、成績はともかく参加することを重視し、大会のやり方・運営や雰囲気を体験して次につなげていきたいと思っている。こうしたことはトップリ-ダ-の決意と統率力・実行力にかかっている面が大きい。どんな組織でも同じである。
私自身が輪投げはやってみて、ずば抜けて上手でも、下手でもないが、会長が監督も兼ねて出場することにした。一生懸命率先してやるのみである。短期の練習を行って試合に臨むことにしている。果たしてどんな結果が生まれるであろうか。
《 振り込め詐欺から還付金等詐欺の新しい手口など被害に遭わないためにどうしたらよいか、具体的な対処要領を学んだ。》
《 交通安全指導員から高齢者の交通事故防止について具体的な話を聞き、安全意識の高揚と行動について再確認した。》