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元自衛官の時想(1) 折々の時想を綴る

1.  三層の視点から

 毎日のニュ-スを見ても様々な出来事があるが、じっと見ていくとあらゆる事象は大きく分けて「三つの層」に仕分けできるように思っている。

   私はこれを「三層」と呼んでいる。その一つが一番底の動かないもの、次の層は時代とともにゆっくりと変わっていくもの、一番上の層は激しく変わっていくものである。別の見方をすれば、その根底にあるものはは世界各国の政治・経済・社会の仕組みから風土・民族・文化・風習に至るまでさまざまであるが、大きな潮流をとらえることができる。。

 時代は激しく動いているように見えるが、よく見ると、変わらぬもの、緩やかに変わるもの、激しく変わるものにとらえることができる。

2  人生を80年余生きてきた視点から

 わたくしは、一介の元自衛官である。35年余の自衛官現職時代、十数年の勤め人時代、職を離れてからの自治会等地域社会での活動時代を過ごしてきた。自分なりに一生懸命生きてきたが世の中は広ものだ。80歳をぎたとはいえ人生経験など限られたものであるが、物事をしっかりと見つめ自分の考え、意見を持つように努めてきた。

 人間いつかはぼけるときはかならずやってくるものだ。その差は早いか遅いかである。自分の頭や体が動くうちに、折々の感想を綴ってみることにした。

3.  自分はどう思うか、どう考えるか

 よく考古学などで、地層の断面図が示されて時代の判断が行われているが、なるほどと思うことがある。三層になぞらえて思いをはせで考えると、世界情勢から国内の出来事、身近な周りの出来事など一層興味と関心をもって接することができる。

 これらの出来事について、ただ受け止めるだけではなく、自分はどう思うかを主体的な立場で解釈してみると、毎日の生活が意外と楽しくなってくる。

 その基本となるところは、毎日のニュ-スや情報から読み取れる社会事象を「3層」の視点から眺めることにしているからだ。

4.  年寄りの戯言・時想

   したがって、これから綴ろうとしている折々の時想は体系化された学問的な事柄や内容ではなく、常日頃思っていることを綴ることにしている。どちらかというと一方的な主義主張は好きでない。物事を見つめる目は現実的な視点で考えることにしている。一方生活は現実を直視しながら、やさしい目で見ることにしている。老人・オジイの戯言であり、まさに肩肘を張らない「短い感想」「折々の時想」を綴りたい。