昭和の陸上自衛隊の思い出(8 ) 「徒然の記」 身が引き締まる国旗掲揚

陸上自衛隊の思い出・「徒然の記」

 この記は、昭和54年11月浜松基地にある飛行教育集団司令部人事第1班長(自衛官人事担当)(現航空教育集団司令部)として勤務した、2 佐・44歳の頃、浜松医療センタ-に短期間、検査入院した折に「徒然の記 」として、24年前の昭和30年陸上自衛隊に入隊し教育訓練を受けたころを回想したものである。

*現在から当時を見てどうであったのか所感と説明を【  】に加えることにした。

 

11. 身の引き締まる国旗掲揚

 入隊して何といっても毎日、身の引き締まる思いをしたのは、部隊が整列をして朝、国旗が掲揚されるときで、厳粛な思いを日々新たにした。感激というか、身体中がジィ~ンとしたものである。

 日の丸の旗が、ポ-ルに翻る様子は、この旗のもとにはせ参じた思いで決意を固めたものである。

君が代国旗掲揚身がしまる」

【 君が代国旗掲揚は、自衛隊入隊した最初の行事で感動した。日本そのものであり、朝夕の課業開始、終了時の国旗の掲揚・降下にあたっては正対し敬礼した。退官後の今日も祝日はわが家の玄関に国旗を掲げている。私が寝坊したり掲げるのが遅れると家内がちゃんと掲げてくれている。】

 

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《  平成26年11月3日 文化の日 わが家の国旗、無風より多少風があってはためいている方が好きだ。自衛隊並みに晴天用と荒天用を使い分けている。》