神原町花の会(花美原会)(243) まちなかの花ラインの形成

1.心あたたまる果樹園の花ライン

 先日、シニアクラブの文書を手配りしている折、神ケ谷町の一角に、派手ではないが、果樹園の外側の空き地を利用してチュウリップ等を植えた心温まる花ラインに接した。持ち主が沿道に季節の花ラインを形成しようという意図がくみ取れて、これぞ私が常日頃描く花ラインの一つであった。

 この花ラインは、本格的な花壇や長い花帯ではなく、わずかな空地を利用したものであるが、周りをきれいにしたい、花で飾りたい、誇れる街並みを見せたいという心遣いが感じられるもので、花群を等間隔にデザインした花スポットが作られていた。こうしたやさしい心遣いがあるだけに側溝を含めて収支はきれいな環境であった。 

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  《 ほんのわずかな空き地を利用した花ラインに引き付けられた。》

2.わが家の花ライン

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《 家回りの側壁に沿った私道に季節の花が咲き誇るようになった。⦆ 

神原町シニアクラブ(91) 平成29年度総会と活動計画

 神原町シニアクラブは、4月10日年度初めの総会を開いた。年度の活動計画や運営要領の打ち合わせを主体とした。本年度の会員は44名、後期高齢者主体の少人数のクラブであるが、地域の特性を生かした活動を目指している。 

    シニアクラブは、定例的に出来る限り多く集まると機会を持つことを最重視した運営を進めている。ゆっくり着実に前に進めばよい。

1.写真で綴るシニアクラブの総会

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 《 始まりの会は、国旗拝礼、物故者に対して黙とう、シニアクラブの信条唱和を行ってから始めている。》

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 《 来賓の神原町自治会長山中豊和氏の挨拶 》

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《 来賓の 地元代表浜松市議会議員和久田てつお氏の挨拶 》 

 

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f:id:y_hamada:20170410153137j:plain  《 終わりの会は、お茶菓子をつまんで自由におしゃべり 》

2.年間の活動計画

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浜ちゃん日記 タケノコ談義

 例年であれば、3月末には、タケノコの初物をいただくことが多かった。今年はタケノコの出がよくなとのことで半月遅れであった。冬の寒さと雨不足が原因であるらしい。3月ごろから竹林の持ち主から今年はタケノコの出が良くない、遅れていると聞いていた。

 最近、春の味覚のタケノコが不作であることがニュ-スになった。今年は、近年になく出荷量が少ない「裏年」に当たっているとのことで、当然のことながら値段も高値となっているようだ。それでもここのところ長雨とお天気で一気にタケノコが成長した。

 浜松に住んでから、周りは農村地域で竹藪も多く、春になると、親戚などからタケノコが取れたからと貰い物をすることがある。昔はよく両親の山に入ってタケノコ堀をしたものである。あまり上手になれなかったが、掘り出す技術とコツを体得したものである。

 旬のものは何といっても最高である。今年も貰い物のタケノコを家内が料理をしておいしくいただいでいる。歯ごたえがあって元気の出る食材ではなかろうか。

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《 今日取れたてのタケノコの顔 》

神原町花の会(花美原会)(242) 開花に向けて華僑整備の花協同活動

 今日は、快晴朝から暑いくらいであった。5月中旬のポピーの満開に向けて、除草などの環境整備を中心とした協同活動を行った。天気が良ければ、次週22日も環境整備活動を予定している。1月~3月は活動を休止していたので、4月は3回環境整備を中心とした協同活動を行うことになる。

 

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浜ちゃん日記  洞雲寺の文字どおりの枝垂れ櫻とあれこれ

1.洞雲寺の枝垂れ櫻

    今朝は、菩提寺の墓参りをした。浜松市西区神ケ谷町洞雲寺境内の枝垂れ櫻は、文字通りの枝垂れであった。住職からは「枝垂れ櫻」についてはお聞きしていたが、見事なものであった。柳のように高くなった幹枝から一本一本の枝が見事に人の背丈ぐらいまで垂れさがっており他で見ることができないものであった。

 すでに満開となってから数日たった。この間、数日の雨と強風があったが、それでも見事なものであった。

2.なぜ枝垂れるか    出典 「一般社団法人日本植物生理学会のホ-ムぺ-ジ」

 なぜ櫻にもやなぎのようにしだれるか。誰しも抱く疑問に対して、一般社団法人日本植物生理学会のホ-ムぺ-ジを開いていたら、専門家の立場から「みんなのひろば」の植物「ℚ&A」で分かりやすい解説がなされていた。植物ホルモンのジベレリンとかいう物質が関係して いるらしいことが理解できた。

Q しだれ桜や、しだれ梅、しだれ柳といった「枝垂れ」る植物は、なぜ枝垂れるのですか?
 A 何故しだれるのかというご質問にお答えする前に、しだれない普通のサクラなどの場合、何故しだれないかについてご説明いたします。幹を切ると年輪が見えます。年輪の中心は必ずしも中央ではありませんが、年輪はおおよそ同心円状にならんでいます。ところが、サクラなどの被子植物の枝では、年輪は同心円状に並んでおらず、年輪の幅が枝の上半分で広く、下半分で狭くなっています。枝の上半分が発達して枝を引っ張りあげているので、枝はしだれないでいられると考えられており、この上半分の部分の材を“引っ張りあて材”と呼んでいます。しだれ種の枝ではどうかと言いますと、年輪の幅に上半分と下半分で差がない、つまり、枝を引っ張りあげる“引っ張りあて材”が発達していないのです。しだれ種に植物ホルモンの1種であるジベレリンを処理すると、“引っぱりあて材”が形成され、枝はしだれなくなります。引っぱりあて材形成にジベレリンのような物質が関係して いるらしいと考えられていますが、詳しい事は分っていません。被子植物裸子植物では枝を支える仕組みが違いますが、詳しいことは、朝倉植物生理学講座(5)環境応答の中の“あて材”をご覧下さい。

JSPPサイエンスアドバイザー
 柴岡 弘郎
回答日:2007-09-13
3.写真で綴る洞雲寺の枝垂れ櫻

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《 洞雲寺の枝垂れ櫻は、柳のように一本一本の枝が上から見事に人の背丈ぐらいまで垂れさがっており他で見ることができないものであった。しだれ桜を拝見しながらなぜ枝垂れるのか、種の関係なのか、生育の自然環境から来るものなのか、木自体のホルモンなどの関係なのか、さらには、歳をとるにつれて背中や腰が曲がるのと同じだろうかと考えてみた。こうしてみると、別の視点から枝垂れ櫻に一層興味がわいてきた。 》

神原町シニアクラブ(90) 春の信州を巡る旅(5) 飯田の名桜iに出合えて

   4月3日~4日,シニアクラブの春の南信州の一泊旅行は、奥天竜不動温泉佐和屋に泊まり、翌日飯田方面の名桜を巡る旅となった。

 南信州は、日本で有数の一本桜、県天然記念物に指定されている安富桜、樹齢450年の大木の幹や枝などにに圧倒された。また、「桜守」と称する案内人によって、櫻についての由来や生育管理などを深く知ることができた。

 また、桜守さんから飯田地方では桜の樹の下で花見をする風習はないと聞いて驚いた。「名桜を未来に残すために」、桜の木の枝先から中(樹下)へは入らないと桜の保護について説明があった。名桜を幾代にわたって育成保護しようとする素晴らしい考えであると思った。

 桜の季節になると花見と称して、美しいと賞賛するばかりであったが、日本の誇る桜をあらためて見直す機会となった。これからは別の視点から桜について深く思いをもって接することになるであろう。   

1.桜守の旅 

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《 出典 「桜守の旅」パンフレットの一部を抜粋、特に、「名桜を未来に残すために」、桜の木の枝先から中(樹下)へは入らないと桜の保護についての6か条には感心をした。 》

2.桜守

 

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 《 案内の桜守さんは、塚田勇さんであった。日本花の会の会員でもあり、桜についてのガイドは素晴らしくかっ内容もよかった。桜守は、桜を愛する人、桜を愛し育てる人、地域の誇りを伝える人とあったが、桜を心から愛し慈しみ育て、伝える人であった。「日本花の会」と聞くと、花コンク-ルの応募・入賞等でお世話になっており、桜の育成・保護・拡大事業に大きな役割を担っている。》 

3.名桜

❶ 長野県天然記念物 飯田市 長姫の江戸彼岸(安富桜)

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《 長野県天然記念物 飯田市 長姫の江戸彼岸(安富桜)、日本で有数の一本桜、堂々と毅然として鎮座しており、樹齢450年の大木に年輪以上のものを感じた。形のよい幹や枝などに圧倒された。》

 飯田市 大宮通リ桜並木 

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《 当時開花が遅れていたが、この通りは開花が始まったところであった。待ちに待ったこの開花は当地でも話題となったであろうか、地元のテレビも取材をしており、たまたま第一陣で乗り込んだことからわたくしと一緒の会員女性が取材を受けることになった。多分放映されたであろうが、その内容を知る由もなかった。》 

❸ 飯田市 くよとの枝垂れ桜

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 《 樹齢300年余の枝垂れ桜、遠州街道の旧道を覆うように咲く古木。名の由来は木の下にある供養塔からきたものと思われるとある。2基の常夜燈とともに地元の人々に大切に守られている。市の天然記念物。遠州街道の旧道があり、遠州との繋がりが強かったことが理解できた。昔も今も道路網は人の交流、物流など経済の骨幹であることを知ることができる。》 

❹ 飯田市 杵原学校の枝垂れ桜 

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 《 長野県飯田市にある「杵原学校のしだれ桜」、平屋の横長い校舎があり、吉永小百合さんが主演した映画「母べえ」の撮影場所となった。校舎内を一巡し小学生時代に通った鳥取県の宇野小学校の校舎などが思い出された。》  

神原町シニアクラブ(89) 春の信州を巡る旅(4) 奥天竜不動温泉佐和屋

    4月3日~4日,シニアクラブの春の南信州を巡る一泊旅行を行った。わが神原会と神ケ谷の百寿会との合同の旅行となった。宿は奥天竜不動温泉の佐和屋であった。

 最初の印象としては、人里離れた山奥の一軒旅館かと思っていたが、すぐ下の集落は家も多くガソリンスタンドまであった。

 旅館の奥の方からは、湯けむりが上っており温泉宿の風情が漂い情緒豊かであった。女将さんの挨拶、出迎え接待・見送りなどお客様を暖かくもてなす気持ちが溢れていて、スタッフの皆さんの息がとてもあっているように感じられた。

 部屋に一冊の本が置かれており、その中に佐和屋女将さんが寄せられた一文「奥天竜の日なの宿から」が掲載されていた。

   この文中で不動温泉と名付けられた由来や温泉発掘、温泉旅館を立ち上げた背景などを知ることができた。まさに秘湯の温泉宿であった。

 露天風呂も洞窟風呂も体験してみた。料理もすべて残すことなくおいしくいただいた。朝食も食が進みお替りすることになった。満足した一夜を過ごし、飯田の桜めぐりに向かった。

 

 【日本の彩る四季と故郷と】
山里の美しい景色を背景に、 「大浴場」「露天風呂」「洞窟風呂」で不動温泉をご堪能頂けるほか、 山海の新鮮で、安全な食材を活かした旬の会席料理や、囲炉裏料理も、
御愉しみ頂けます。
日常から開放され、穏やかで柔らかな時。 心をほぐす空間が、ここにはあります

{  佐和屋ホ-ムぺ-ジ 出典 》 

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 《 佐和屋女将さんの挨拶 》

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《「女将さんからの熱いメッセ-ジ」と佐和屋女将さんの書いた「奥天竜の日なの宿から」が掲載されていたので、読んでみると思いが伝わってきたので写真にとっておいた。》

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《 お品書きに神原会様、百寿会様 とそれぞれのテ-ブル前につけられていた。》

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《 料理とともに食器のうつわもマッチしていたように感じた。》

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 《 常に湯けむりがあがっており温泉宿の情緒が強く感じられた。》

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《 観光バスに乗る前に、女将さんはじめお見送りの皆さんと記念写真、ありがとうございました。》