1. 長寿の秘訣「食欲と好奇心」
❶ 面白い100歳以上の生活習慣調査結果
先日、中日新聞を読んでいたら、「100歳以上の生活習慣調査」結果を主題に長寿の秘訣は「食欲と好奇心」であると面白い特集であったので興味を持って読んだ。
家内がこの記事を読んで、「似ているところがあるね」と話しかけてきた。自分が長寿を全うできるかどうかは天命でしかないが、この調査結果について周囲を見ていても、なるほどと納得・得心するものがある。
❷ やれるうちが花だ、やれるうちにやっておく
毎日の食事においては、食欲旺盛であるのか、どんなもでも美味しくいただいている。むしろ旺盛のため食べ過ぎは身体に良くないので腹八分ではなく、腹十分で抑制に努めている。
歳の割には好奇心は強く、なんでもやってみたいと思っている。毎日の生活の中で、やりたい事が多すぎるので、何どちらかというと時間があればと思うことがある。年齢、時間,体力と費用など諸々を考えてかなりセーブしている方であるが、まあ、こんなものかという感じで、出来る限り自然体でいたいと思っている。
これに対して言い訳のように、いつも家族に言っていることは、「やれるうちが花だ」、「なんでもやってみたい」は「今のうちだよ」との決まり文句のように発している。それは 歳を重ね、高齢になるにつれて、自然にそのうち枯れてゆくが分かっているからである。生きとし生けるものの宿命でもある。どんなに意欲のある人でも、歳とともに体力気力と頭が衰え、やろうという気持ちが萎えていくからである。
2.くよくよしないで前向きに毎日を生きる
❶ できるだけ高い生活の質
人生は程々が良いとの人生観を抱いている。くよくよしないで前向きに毎日を生きたいと思う。81歳になって感じることは、75歳以上になると歳の差は全く関係ないということである。何歳になったからどうのこうのではなく、自分のものの考え方ひとつで生き方が変わり、生活が変わってくるということであろう。
この中で私が最も重視することは、出来るだけ高い「生活の質・クオリティ」である。家族の手助けで生活するか、自主的に自分の身体を動かして生活できるかどうかである。今努力していることは、質の高い生活を終末まで何としても維持したいと願っているからである。全てはここに帰一するといって過言ではない。
❷ 生命の摂理と天運・天命
毎日の暮しで感じることは、人間の身体はまさしく生身で、調子のよい時もあれば悪い時もある。若い時どんなに元気であっても、高齢になるとに病気になることがある。これは生きている人間の摂理でもある。
数年前にがんが見つかり手術のため入院をしたりしてきたが、幸運というか、天命というか、命を取り留めることができた。現代医学の進歩と恩恵もあるが、自分に天運がなければ、すでにあの世ヘ逝っていたに違いない。
❸ 自分の為が社会へつなげたら幸い
贅沢をしなければ、年金で普通の生活はできる。家族の世話にならないで自分の身体を動かして暮らしたいと願っていることから、意識して出来る限り体を動かすことにつながることには積極的に参加している。
花活動などはその最たるものであろう。クラブなどの会報を作ってプリンタ-で印刷し、配付するのもボケ防止と運動の一環である。質の高い生活に資するために、自分のために行っていることが、多少とも地域社会の貢献につながってい行けたら幸いである。
そこに、あまり理窟はないと言ってよい。くよくよしないで前向きに暮らすと明日があるからだ。
《 28.10.13中日新聞切り抜き記事 》