神原町シニアクラブ(84) 28年度末総会を終えて

 わが神原町 シニアクラブは、女性が多いクラブである。本年度の総会・懇親会・演芸会・ビンゴゲ-ムを無事に終えた。その後、役員会を開き、今後の運営について話し合った。次年度の会費を集め会員を確定した。

 会食のこまごまとした準備となると、女性の役員の皆さんの協力支援があって円滑に運営することができた。演芸の披露は、ハ-モニカ・カラオケであったが、毎週実施しているクラブ活動・金曜会等で練習している自分の持ち歌を唄った。舞台に立つても、日頃の練成の成果であろうか、怖気ることなく、みんな堂々と自信をもってマイクを握っていたように見受けた。

 新年度の定例会等の内容については、実施日・内容お詫び運営要領案をもとに早急に関係先と調整を終えることにしている。新しいものがどれだけ取り入れられるか腕の見せ所である。

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《 総会風景 》

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《 城内実衆議院議員から祝辞をいただいた。国家国民のために頑張って下さい。応援しています。》

がんとの闘い(55) 膀胱がん再発・転移に関わる定期検査と所感

1.がん発病と治療の経過  

 昨日、3月15日病院において膀胱がんの定期診察を受けた。先週はCT検査、尿と血液検査、本日の膀胱鏡によっても再発、転移がないとの診断結果であった。 

 膀胱がんの経過を見ると、次の通りであるが、日常的には普通の生活を継続しており、膀胱鏡等による検査によって注意深く経過観察を受けている。

❶  平成24年9月突然1日だけの血尿に驚き、結石の疑いで近くのかかりつけで治療を受けるも早い段階で総合病院を紹介され、同年12月入院検査の結果、左腎盂がんと診断された。平成25年3月「左腎尿管全摘除術」を受けたが、その後、膀胱内にがん再発が認められた。

❷  平成25年10月「膀胱腫瘍手術(経尿道的手術)」受けた。

❸ 平成26年3月第1回目の膀胱鏡検査等で異常なしが認められた。

❹ 膀胱がんの再発予防のため、「 BCG膀胱内注入療法」を受けることにし、26年5月~6月にかけて6回、1週間ごと膀胱内にBCGを注入した。

❺ 平成26年7月第2回目の膀胱鏡検査等を行い再発・転移など異常がないことが認められた。 

❻ 平成26年10月、27年2月第4回目、27年8月第5回目、28年3月第6回目、28年8月第7回目

❼ 今回29年3月第8回目の尿・血液検査・CT及び膀胱鏡検査が行われた。

❽ 次回の第9回目は29年9月が予定されている。

2.所感

❶ がんの早期発見と適切な治療

 最近は、回を重ね慣れたたせいか、6ケ月ごと淡々と検査を受けている。心配事もなく体調も良い方である。検査結果も再発なしの診断で気分は晴れやかである。 

 膀胱鏡検査は、検査を受けながら自分の目でスコ-プ上の画面で膀胱内の状況を見ることができるので納得と安心感があるように感じる。

 がんは、何といっても早期発見と治療が決め手であろう。次に取り上げたポスタ-にある通り最近の傾向は、前立腺がんとなる人が急増してきたことだ。それは強く感じる。がんは早期発見と早期治療によってがん死のリスクを低くすることにつながるものだ。

❷ 生死の別れ道と天命

 人の運命とは不思議なものであると思う。2回の入院生活中やその後の生活で見聞したことは、がんになっても生き延びる人、どんなに医学が進歩しても回復しないでそのまま逝ってしまう人さまざまな方を見てきた。この生死の岐路・別れ道はどこから来るものであろうか。天命としか言いようのないところがある。人はこれを運命と受け止めて従容として人生を閉じることになる。

❸ 心に秘める死生観

 自衛官の現職時代は、国家国民の負託にこたえるため、「任務遂行のためには自己の生命の危険を顧みず」との死生観を持って勤務してきた。これは自衛官という職務から来るものであった。世界各国の軍人に共通するものであろう。

 今日は自由な身分であるが、大きな病気と対決するとまた違った面での死生観を持つものである。他人には語れない心のうちに自分の死生観をもって大病と対決することになるからだ。

❹ 毎日を明るく生きる 

 生きていることは尊いことであり、命の大切さがよくわかる、自分の気持ち次第で日暮らしが変わってくるものだ。明るく前向きに毎日を過ごしたいと思う。

 がんと対決したものにとっては、勝者も敗者もない。命ある限り「生かされた人生であり、自分なりの生き方をして人生を全うしたい」という思いである。間もなく82歳を迎える。いまだがんを完全に克服したとは言えない。今後ともがんの経過検査・診断結果はどんな結果になっても淡々と受け止めることになるであろう。命の行く末を案じることより毎日を明るくいきたいと思う。 

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《 定年退職してから前立腺がんとなる人が急増してきた。どんな形であれ、がんは早期発見と早期治療ががん死のリスクを低くすることにつながるものだ。》

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《 病院玄関の花 》

山門の人生の教示 大地は公平に春を告げる

 3月15日、午前6時に菩提寺に詣でて、墓参りしてきた。孫の公立高校合格発表日であり、私の第8回目のがんの膀胱鏡検査・診断日であった。

    正午には、静岡県下の公立高校95校で合格者の発表が行われたと写真入りで夕刊新聞は報じた。孫も合格したと報告に来てくれた。家族ともどもほっとした。4月になれば晴れ晴れとした学生服姿が見られるであろう。

 浜松市西区神ケ谷町洞雲寺の山門に掲げられた今月の言葉は、「大地は小さいものも大きいものも公平に春を告げる」であった。春という季節は、大地に根を下ろすものに等しく公平である。毎日、家庭菜園、庭先の花壇や花畑の様子を見ているとよくわかる。植物だけではなく動物など生きとし生けるものに春を告げる。春の恵みは、まさに大小にかかわりなく与えられる。

 人はどうであろうか。春は老若男女に等しくやってくるが、それをどのように受け止め、活かすかによってずいぶん違ってくる。自然の恵みである春を自分にとってプラスになるようしたいものだ。

 

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《 洞雲寺山門の掲示「大地は小さいものも きいものも公平に春を告げる」。》

 

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《「心に豊かさが満ちてはじめて自然の美しさをそのままに味わうことができる。」》

浜ちゃん日記 家庭菜園の管理機による作業

     今朝は早朝雨が降っていたが止み、曇り空となった。午前、昨日から計画していた家庭菜園の畑を耕運機により耕した。

  「 家庭菜園をやっているよ」と、格好良く言いたいところであるが、家庭菜園の主役は妻であり、こちらは時折、手伝う程度の働きである。

    小型の耕運機は、妻の父親が長年生前使っていたもので、昭和の時代の代物であるが、性能は優れている。何十年経っても稼動するからたいしたものだ。人間もこうありたいがそうはいかないようだ。

  それにしても 機械の威力は素晴らしい。操作も20年来使い慣れているので意のままであるが、ハンドルを握って耕していると、結構身体に負荷がかかっているものだ。これが健康に良いのであろう。スコップで土壌改良作業するのとは違い体力面で余裕がある。

     

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《   人機ともに老朽化が激しいが、やるべきことを何とかやれるところがよい。⦆

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《 わが家の花ラインは春の到来を感じてか、生き生きとなって勢いがついてきた。》  

神原町シニアクラブ(83) 笑顔のあるシニアクラブの集まり

 笑顔とおしゃべりがシニアクラブの活動の原点である。先ず健康であることだ。健康の源は笑いと会話である。独りでは生まれない。クラブに笑いと会話があれば自然に盛り上がる。理屈なしに参加する事から始まる。

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《 ゲーム大会は笑顔が生まれる。ゲームとなると一瞬真剣な顔つきになり、しばらくすると笑顔に変わるからだ。笑顔から心豊かな生活が生まれる。》

浜ちゃん日記 手作りのフキのうまみ

 フキは大好物である。親戚が育てたものをもらったり、店頭で買ったフキを家内が下ごしらえをして、丁寧に処理して煮付けた手作りの料理は最高である。

 もっぽら「食べる人」で、門外漢ではあるが、料理の下ごしらえの大切なことはよくわかる。何事にも共通事柄であるからである。

 シニアクラブの活動報告をまとめているそばで、フキの下ごしらえをしているのでカメラで覗いてみた。カメラレンズで覗くと新しい発見がある。

 私が最も関心を持ったのは、茹でたフキの皮を手で巻くという作業であった。筋を取るととともに煮付けるとだしがしっかりとしみこむことになる。包丁で巻く方法もあるであろうが手で丁寧に一本一本根気よく巻いていく作業である。

 今まであまり興味もなく、見過ごしてきたが、そばで丁寧な作業をしているのを眺めて、なるほども、調理したフキのおいしさの秘訣がここにあることを知った。今の時代のことであるから大量に商品化されるものは機械を用いるが一般的であろう。まさに手作りの味とうまさは、 作る人の愛情と手間暇によって出来上がるところにある。

 

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《 フキの皮むき 》

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《 むき終わったフキ 》

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 《 食欲増進の煮付けしたフキ 》