1 佐藤まさひさ候補の演説会参加
7月16日午後6時から7時30分まで、第25回参議院議員通常選挙(比例代表)に立候補した佐藤まさひさ氏の個人演説会が浜松市南部協働センセンターのホールで行われ演説を拝聴した。実に相変わらぬ人柄と確固たる信念とブレない軸を堅持して奮闘している姿に心から応援を送った。
航空自衛隊OBの一人として、元陸上自衛官、ヒゲの隊長で知られる外務副大臣の佐藤まさひさ候補には、是非とも3期目を当選してもらいたいと激励・応援の思いで演説会に出かけた。
演説会は、浜松防衛団体連合会が主体となって構成団体に参加を呼びかけたものである。
司会は浜松つばさ会前会長飯塚雅視氏が担当し整斉と進められた。開会の挨拶は隊友会浜松支部長新田満氏、激励・応援の弁は、静岡県西部防衛協会会長 藤田正治氏、浜松防衛団体連合会会長 大須賀正孝氏、衆議院議員塩谷立氏、衆議院議員城内実氏、静岡県議会議員飯田末夫氏,浜松市防衛議員連盟会長 鈴木育男氏の激励の言葉のほか浜松基地女性協力会(芙蓉会)会長鈴木加代子氏から豊川市の砥鹿神社お守り、締めは自衛隊家族会浜松支部長小林三二氏の音頭で「エイエイオー」と佐藤まさひさ候補を中心に全員が声高らかに力強く発声し必勝を期した。熱い熱い応援が強く印象に残った。
2 「外交・防衛・防災・憲法」を主軸とする感涙を呼ぶ演説
佐藤まさひさ氏の12年前の初出馬、2期目、今回と浜松を訪れた時には必ず応援に駆けつけ、心から積極的に支援してきた。
自衛官時代と全く変わらず、初陣の時からの国家・国民のために奉仕したいとする強烈な志と誠心誠意の献身的な国政での働きは、その期待に十二分に応えたものであったと高く評価されている。
今回の演説会において、短時間であったが、佐藤まさひさ候補の実直にして熱誠溢れる演説は、現職時代に命をかけ厳しくも過酷な任務をやり遂げた男の心の叫びであった。その訴えは会場の皆さんに等しく感動を呼び、「そうだそうだ」「よくぞやってくれている。その心意気でこれからも続けてやってもらいたい。ぜひやらせたい。」とめがしらに感動の涙が流れてきた。演説会で涙することなどめったにある事ではない。それはどこから来るであろうか。
とりわけ、自衛隊OB同士だけに、頭で考えた空理空論でなく、25年の自衛官生活と12年の参議院議員活動の経験に裏打ちされた演説内容に「現場の自衛官の心を心とする」「元自衛官だけにしか語れない」人の心の琴線に触れるものがあり、全く同感で共感を覚えるものがあったからである。
選挙戦において、「外交・防衛・防災・憲法」を主軸とする主張は、あまり票にならないと言われている。しかし、国家の基本こそ最も大事なことではなかろうか。誰かがやらねばならないことを正々堂々と論じ訴える姿勢に共感するものである。国民の命を守る自衛官・警察官・消防官・海上保安官の心情を、正しく国民の代表として代弁してくれているからである。
そこには、陸上自衛隊幹部自衛官として、第一線部隊で部下隊員と苦楽を共にし、汗を流したこと、第7普通科連隊長兼ねて福知山駐屯地司令を最後に、退官して政治家を志し、参議院議員として防衛大臣政務官、外交防衛委員長を歴任して、外務副大臣の職にある。この間、国政の場で実力を発揮し数々の実績を残してきた。
演説の中では何一つ自慢されなかったが、知る人ぞ知る活動をしてきた。演説は実に心の琴線に触れるものであり、もったいないほどの演説内容であった。
3 命とくらしを守る土台作り
佐藤まさひさ候補は、7月4日の公示後の第一声で、「 参議院議員選挙に、全国比例区・自由民主党公認で立候補いたしました。 「一途に国防、ブレずに外交」の想いで、外交・安全保障問題の専門家として国防問題に取り組んで参ります。」と発した。
わが国・地域・家族を基軸として、国民の命とくらしを守るための土台作りこそ最も重要であり、その先頭に立つのが政治家である。
世界各国を見渡して、日本の政治・政党間で最も欠落しているものは、「外交・防衛・防災・憲法」に関して共通の理念と方向性がないことである。今回の選挙は国家の基本問題が最も問われるべきではなかろうか。