遠州南地方に住んで30年、経験則からすると、梅雨明けの知らせは、一転俄かにかき曇り雷の稲妻がピカピカと光り響きわたり、一陣の雷雨が通り過ぎると正真正銘の夏が到来する。気象庁の梅雨明け宣言とは同じではないが、天からのお告げなようなものである。
7月12日午後、雷雲が迫り、雷が何度も鳴り響き雷雨が通り過ぎた。
今朝は、蝉の歌声合唱が始まった。雷雨がやって来る前の前奏であったのであろうか。わが家の樹木に蝉の抜け殻とまた飛び立てない蝉がいた。間も無く旅立っていったであろうか。
明日からは本格的な猛暑がやって来るであろう。空には夏型の典型的な入道雲がもくもくと出現するに違いない。猛暑に負けてはならないと心身を引き締め毎日を乗り切ろうと心を新たにした1日であった。
《 平成30年7月12日朝 蝉の抜け殻と脱皮したセミ 》