元自衛官の時想( 49 ) 航空自衛隊OB団体つばさ川柳 への投句(2)

    平成2年4月 航空自衛隊を退官すると同時に、航空自衛隊OBで組織している「つばさ会」へ入会した。

     退官後の第二の人生の途中で、つばさ川柳の主宰・選者が願法満氏に代わられたのを機会に、平成14年から18年まで、つばさ会川柳同好会の会員となり、毎回投句するようになった。平成19年から24年ごろまで一時自治会活動や病気で休止したことがあったが、平成25年から今日まで相変わらず投句を続けている。つばさ川柳の投句は、課題句2句と自由句3句からなっている。

 つばさ川柳の選者は、願法みつる氏である。願法氏は、自衛隊OBで大体同じころに航空自衛隊を定年退官したと記憶している。埼玉川柳社代表で「川柳さいたま」編集人・発行人をされており、つばさ川柳でご指導いただいている。

 つたない川柳であるが、いろいろな出来事、ものを見るときに、何とか句にならないかと考えたりしていると新しいものが見えることがある。 

 

つばさ川柳  平成28年5月発行の「つばさ会だより」137号に登載
課題句 「 若さ 」
風を切る若さはないが意地がある     

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 《 つばさ川柳選者 願法みつる氏からいただいた川柳色紙 題「若い」「風を切る若さは無いが意地がある」喜己作、人間誰もが生を受けたら、風を切るほどの情熱と意気に燃えた青春時代、働き盛りの壮年時代を経て、だんだんと歳をとり後期高齢者となる。身体は老骨となるも気持ちだけはまだまだと思っているが身体がついていかない。せめて意地だけは持ち続けたいとの思いである。 》

 

自由句

晩節を汚す余力も既になし

指揮権を譲り家内は波静か