1.勤労と恵みに感謝
一昨日・11月23日は勤労感謝の日、玄関に国旗を掲げた。この祝日は、戦前の「新嘗祭」に由来するものである。宮中では新嘗の祭儀が行われ、天皇陛下が神々に新穀を供えて収穫を感謝し、自らも食することで国に実りをもたらす力を得るとされる。
戦後、昭和23年、祝日法で「勤労をたっとび、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日とする」とされている。
汗して働くことができることは幸せである。現役を離れて久しいが、努めて地域社会につながることに精を出している。全ての勤労は、健康があってできることである。一日に一回は汗をかくように動くことに努めている。自分の意志で自分の身体を動かして働けることに感謝している。生きているという実感がする。
《 わが家の玄関先に国旗がはためいた。》
2.レンコンの収穫に思う
23日の午前中は天気よく最高の日和、近くのレンコン池に出かけて採収の様子をカメラに収めた。寒冷の中に半身を沈めての収穫作業ではあるが、取り残しは一列に1本あるかないかとのことであった。他所でコンプレッサ-を使っているのを見たことがあるが、ここでは畑管から引いたゴムホ-スから出る強烈な水圧と水で上手に収穫していた。レンコンの栽培~収穫に至るまでの苦労を見ると、どの作物もそうであるが自然を有効に活用した「恵みのもの」であることを強く感じた。
こうした面からすると、。「五穀豊穣」いう言葉とあわせて、新嘗祭の意義と奥深さがよく分かる。
《 冷水の中手探りで手際よく収穫する様に、レンコンのうまさの秘密を見つけたような気がして、家庭でレンコンを一層美味しく味わって食べた。 》
3. 真冬並みの寒気来襲に順応
昨日・11月24日は真冬並みの強い寒気と低気圧の影響で関東地方は明け方から各地が雪となった。東京都心では11月に雪が降るのは昭和27年(1962)以来54年ぶりとのことであった。浜松の神久呂地区は、雪が降らないが小雨が降り寒さは厳しかった。わが家では石油スト-ブを出して使い始めた。
こんな時は、シシニアは逆らわず寒気に順応だ。出歩かないで、家でじっとしているに限るからのんびりと横になって新聞を隅から隅まで読んだりした。午後になったら雨も上がったので、花畑に様子を見に出かけた。花畑はポピ-よりか雑草の成長が目立ちだした。ここのところ仕分けが難しいのでそのままにして、寒冷期にこつこつと除草することにしている。一喜一憂せず、こんな時はじっくり構えて、「急がば回れ」である。
《 ポピ-花畑、線上のポピ-より周りの雑草の方が成長が速い。ポピ-の成長の度合いはゆっくりであるが、寒風の冬越しができれば春になると一気に成長し開花する。 》