いよいよ4月に入った。 先日３月30日午後は、静岡県が主催した「ふじのくに花の都づくりシンポジウム」が浜松市・アクトシティ浜松・コングレスセンターで行われ出かけた。
会場は、ほぼ満席であった。花と緑を愛する人達が集まっており、強風で横殴りの雨であったがよくぞこれだけの人が集まったと驚いた。
テ－マは「心をつなぐ・花とみどりの力」で基調講演の後、パネルディスカッションが行われた。その道の専門家の中身のある話を聴く機会が得られたことは素晴らしかった。
塚本こなみ氏の柔らかい司会で皆さんの魅力ある人柄と感動を呼ぶ内容の話が引き出せたように思った。
花とみどりの力は無限である。人と人とを結び付けてくれる。
私の属する浜松市西区の神原町花の会（花美原会）は、愛称を「花美原会」（かみはらかい）としている理由は、町名・「神原町」（かみはらちょう）とだぶらせ、花のいっぱいある住みよい町とイメ－ジさせたいとする町民の願いから命名されたものです。何とか名実を伴わせたいと努めている。
花とみどりのある地域を作り上げる活動は、自分たちの町を良くしたいとする町民の主体的な思いであり、まちづくりに他ならない。
今回のようなパネリストの皆さんの話を少しでも多くの方に聞いてもらいたいと思ったのは私の独りよがりであろうか。いい話だけにもったいないとさえ思った。花からも話からも元気をもらった。
《 プログラム 》
《 講師・パネリスト・𠮷谷佳子氏、パネリスト・須磨佳津江・滝川美代子・町田誠・湧永寛仁の各氏、コ－ディネ－タ－・塚本こなみ氏のプロフィ－ル 》
《 基調講演 吉谷桂子氏 「英国に学ぶ、豊かな花の庭造り」について豊富な経験とガ－デン・デザイナ－の立場からきめ細かに周囲と花色の調和など説得力のある話をされた。私たちの毎日の生活と家庭の庭・玄関・ベランダ等に応用できる英国の家庭、地域の事例等に惹きつけられた。非常に示唆に富み参考となった。》
《 𠮷屋桂子氏は、今開催中の「浜名湖花博２０１４」の「はままつフラワ－パ－ク会場」の「スマイルガ－デン」をプロデュ－スされた。》
《 パネルディスカッションの会場、会場の皆さんは熱心にメモする姿が見られた。 》
《 パネルディスカッション、コ－デイネタ－とパネリスト、それぞれ花と緑に対する確固たる信念を披歴された。パネリストの個性と持ち味がよく出ていて素晴らしい内容であった。その道に何十年と取り組んでこられた方だけにいい話が聞けたと、心が豊かになったひと時であった。滝川さんの夫妻のオ－プンガ－デンに寄せる思いは身近な事柄でほほえましく聞いた。 》
