浜ちゃん日記  歯抜け(歯欠損)と8020運動

12月6日

歯抜け(歯欠損)

     家族との会話で、「私の歯は親譲り」と歯だけは自慢していたが、この頃は自慢も何処へやら恥ずかしい限りである。

    かなり歯抜けとなり、部分入歯(義歯)が多くなった。

     現役時代は硬いものなんでもこいであったが、加齢と共に硬いものは避けるようになってきた。

      昔からの「歯から来る」とは至言である。

     今日もグラグラし出した奥歯の一つを抜いてもらった。これで最近2本も抜歯したことになり、親からもらった歯が次々と亡くなってしまった。

 特に、亡くなった父親は歯が丈夫で、食事のときは何回も何回も咀嚼していた姿が今でも思い浮かび申し訳ない気持である。

 

8020(ハチマルニイマル)運動

 

 「8020(ハチマルニイマル)運動」という事の意味は、かなり前から承知していた。80歳で20本以上の歯を残こそうとの運動であるが、残念ながら78歳にして、どうやらこの運動の目標から脱落したようである。

 改めて調べてみたら、この「8020運動」は、1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動である。

   20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われていることから、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まったとのことである。

 咀嚼という観点から、80歳になったときに20本以上自分の歯が残っているようにしようというスローガン「8020運動」である。

 この運動が始まった当初は80歳の人の歯の数の平均は4本しかなかったとのことである。それからすると自分の歯はまだまだとのあらぬ自信を持ってきたようだ。

    それにしても、もう後がないので自前の歯と義歯を大切にして食生活を送りたい。