浜松鳥取県人会(因伯会)(10)  鳥取県出身の石破茂地方創生担当大臣特別講演

1.浜松鳥取県人会

 昨日9月12日(土)は、朝からバスと徒歩で地方創生市民シンポジュウムに出かけた午後3時ごろ帰宅した。目的は鳥取県出身石破茂国務大臣地方創生・国家戦略特別区担当の特別講演「地方から創生する我が国の未来」を拝聴したいと思ったからである。かなり前から小椋靖浜松鳥取県人会会長から石破大臣が来浜するとの連絡を受けたので何はさておいても出かけようと話し合い県人会の有志が参加することになった。

 石破大臣とは、特に面識があるわけではないが郷土の賓客を迎え頑張ってほしいとの気持ちいっぱいで特別講演に臨んだ。

 今回のシンポジュウムに参加するのは初めてであった。会場には開会の15分前に到着した。市民の関心も高く浜松市勤労会館(uホ-ル)は満員であった。

 

2.石破茂大臣の特別講演

 石破大臣は、昭和32年鳥取県八頭郡八頭町郡家出身、昭和61年7月、旧鳥取県全県区より全国最年少議員として衆議院議員初当選、以来10期連続当選し自由民主党幹事長、防衛大臣等歴任、ぜひ次の総理大臣を志してほしい衆議院議員の一人である。

 特別講演は、実に演題を簡明に説かれ、配付の資料も適確であった。国の戦略の方向と地方が取り組むべき内容を明確に話された。(内容はここでは省略する。)

 講演を通じて感じたことは次の点であった。

① 自民党の要職、主要大臣を歴任されているだけに、日本の未来の姿をしっかりと把握されて、将来のデザインを描いておられることを拝察した。テレビ等でも理路整然とした話をされ、理論家で政策に明るく実行力があるとお見受けした。表情の強面も以前より柔和になられたように感じた。

② 全国を回って、我が国の今後の問題点と対処策、とりわけ現在担当の地方創生について熱誠をもって推進しておられる姿を拝見し心強く思った。話も迫力があり聴衆を惹きつけるものがあった。以前から全国をくまなく遊説して回りかっての総裁選で地方党員の集票が多かった理由がよく分かった。

③ 防衛大臣等を歴任されたことは、将来の強みであろう。国家の安全保障・軍事を分からずして、国を語ることはできない。最高指導者たりえない。政治家として国家の安全保障・軍事担当者・専門家を使いこなせる資質能力を備えておられるからだ。

④ 石破大臣は、浜松市の将来を「お任せ民主主義」ではなく、市民一人一人が自ら考えることを強調された。日本の未来について、人口の減少により地方消滅、東京集中のリスクなどの危機を訴えられた。

 今回の講演を通じて今後は日本再生、地方創生のあり方などわが国が直面する困難な課題を克服するための総合戦略について、一層関心を持って市民の立場から協力していく必要性を強く感じた。

 

f:id:y_hamada:20150912091549j:plain

f:id:y_hamada:20150912101133j:plain

《 熱心に日本の未来と方策を語られる鳥取県出身石破茂国務大臣・地方創生・国家戦略特別区担当の特別講演「地方から創生する我が国の未来」》

 

3.浜松創生

 まちづくりは特に関心があるので、今回の地方創生市民シンポジュウムは拝聴して有意義であった。市民一人一人が主体性を持って浜松を作り上げていこうという考え方は大賛成で、別項で取り上げることにする。