昭和の航空自衛隊の思い出(158) 指揮幕僚課程における校外研修

 1.各種の校外研修の成果

 指揮幕僚課程における校外研修は、第1次・第2次関東研修、民間航空研修、第1次・第2次部隊研修、西部研修と6回実施した。陸海空自衛隊の部隊等及び民間航空並びに我が国の基幹産業の現状を把握した。

 私にとって、校外研修は非常に有益であった。自衛隊における部隊歴、階級、年齢などからも研修内容を十二分に吸収し、「自分のフィルタ-にかけて」、「自分のものとしてこなす」ことができるようになっており、色々な角度から見聞して識見技能を高め将来発展の糧とすることに役立った。

2.同期の絆を深めた研修

 宿泊を伴う数日間の研修は、夜の会食を含めて教室での研究発表、協同作業とは異なり各学生の性格、行動特性などを知り理解する機会となった。特に私にとっては、自分にないものを学ぶと同時に各人の優れた点を知る機会となった。

  

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 《 研修の部 》

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《 前列左から山口真道3佐(外21)・藤原忠晴1尉(防6)・濵田1尉(内23)、後列左から石川儀一3佐(外25)・斎藤芳信3佐(防4)・古川和男1尉(防5)・和泉光保3佐(外21) 》

 

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 《 宿舎でくつろぎの部 、前列左から濵田1尉(内23)・碓井克典1尉(航4)・永尾和夫1尉(防6)・坂田勉3佐(防3)・田中伸昌1尉(防7)、後列左から中村新三郎(防7)・松田幹生1尉(航5)・藤井保1尉(防7)・永富嘉一郎1尉(航5)・稲垣輝昭1尉(防7)  》