12月1日朝、天龍山洞雲寺に詣でて墓参した。山門の掲示は「避けて通るな試練の関所 越えて進めば思い出峠」であった。
87年のわが人生を振り返ると、試練の関所が多くあった。困難な難所であればあるほど思い出は深いものがある。困難に立ち向かう挑戦も人生には必要ではなかろうか。全力でもって難所を突破すると自負と自信が生まれるものである。
昔から「可愛い子には旅をさせよ」「失敗は成功の基」「若いときの苦労は買ってでもせよ」などいろいろな名訓がある。失敗を恐れずに、何事にも立ち向かう気概は必要である。優しい道のりだけでは、得難い経験とやり遂げた満足感と自信は生まれないからである。とりわけ若い時の苦労と経験は将来役立つものである。
お墓の供花を替えた後、参道とお墓への通路が、一昨日来の低気圧の通過で強風により枝葉が多数落ちていたので、約1時間ほどかけてほうきで清掃するなど奉仕活動をして帰った。
❶ 山門の掲示 「避けて通るな試練の関所 越えて進めば思い出峠」
令和4年12月1日朝撮影
❷ 洞雲寺参道 令和4年12月1日朝撮影