浜ちゃんの散歩道( 108 )  広島原爆の日の早朝と夕暮れ

  8月6日、広島に原子爆弾が昭和20年8月6日人類初めて投下された「原爆の日」である。午前8時15分遠くから聞こえたサイレンに合わせて黙とうした。ピカドンで広島の連隊に軍務していた自分の長兄も被爆した。数日後に背中が焼きただれて長兄が夕方わが家に帰って来た時の情景は77年の歳月を経ても鮮明に覚えている。

 今朝は、厚い雲に覆われて日の出を見ることができなかった。わずかにくれないの色が一筋眺められるだけであった。散歩して涼しく感じた。

 道端で畑の一角に小さな花壇がつくられている。紅白の松葉ボタンが際立って目を引いた。四季折々の花を咲かせ、少しでも町並みを明るくしよぅと努めておられる方の美しい心に感動する。

 日中は一転して、日差しが強くなった。

 静かな夕暮れがやったきた。お月さんも見えた。道端のコキア(ほうき草)が大きくなった。これも町民の町を明るく省との努力の結実である。初秋になると茜に染まる日がやってくる。楽しみである。

❶ 早朝     

① 早朝の風景    令和4年8月6日朝撮影

② 道端の花 松葉ボタン

 

❷ 夕暮れ

① 夕暮れの風景   令和4年8月6日夕刻撮影

② 夕暮れの月   令和4年8月6日夕刻撮影

③ 道端の花 コキア(ほうき草)  令和4年8月6日夕刻撮影