菩提寺である浜松市西区神ケ谷町天龍山洞雲寺 には、毎月1日と15日の2回,同寺に詣でて墓参りをしている。
参道の片側には、昭和の30年代に設置された石碑が15個建っている。檀信徒から寄進された石碑で,表面に人生の諸々の教導の言葉が銘されている。その裏側には寄進者名と建立年月日が刻まれている。
仏様の教えでもある。日常生活における誠に含蓄のある教導の言葉である。
墓参りの都度,立ち止まって読み返すことにしている。歳を重ねるにつれて同感することばかりである。
わが人生を振り返り,残された人生の道標としている。
⓫ 天龍山洞雲寺参道の人生教導
「有難う すいません ご苦労さま この三つの言葉が心の糧となる」
【所感】
「ありがとう」「すいません・すみません」「ご苦労様・お疲れさま」三つのことばは、日常生活において、とりわけ良好な人間関係の確立と維持に欠かせないものである。無料で何にでも効く良薬であり、特効薬・即効薬でもある。
人生は人との交わりが基盤となる。「ありがとう・ありがとうございました」の感謝、「すいません・すみませんでした」の謝罪、「ご苦労様・おつかれさまでした」の心からの温かい、ねぎらい、いたわりの言葉は、相互の関係をより良くし、相互の絆と信頼を深める事になる。
人間にとって言葉は大切なものだ。まさに心の糧となる言葉であり、心を表す言葉でもある。簡潔明瞭で誠実、謙虚、真心を表す言葉ある。終生大切にしたい言葉である。
今日も元気に明るく過ごせた。ありがとう。