山門の人生の教示   「人を疑うならつきあうな つきあうなら疑うな」 

 7月1日、朝の散歩を兼ねて、浜松市西区神ケ谷町の天龍山洞雲寺墓苑に詣でてお墓にわが家の庭に咲いた花を手向けた。

 門前の今月の掲示は、「 人を疑うならつきあうな つきあうなら疑うな 」である。

 この世の中は正義と信頼によって成り立っている。とりわけ対人関係においては相手を信頼せずしては成り立たない。誠実な付き合いから信頼・信用が築かれていくものである。

 性善説性悪説があるごとく、人類が始まって以来、少数であるが、悪人がいたり、信頼を裏切る人がいたりするのが常である。

 人との付き合いでは、相互の信頼関係があってうまくいくものだ。過去の言動等から信用のできない人とは付き合わない方が良い。ほどほどが良い。相手の言動に疑いを持つようになったら付き合わない方がよい。自分が傷つくことになる。猜疑心の強い人は良好な対人関係を築けない。

 相手を尊重し、誠実な付き合いの中から信頼と信用が生まれる。社会生活において対人関係を良好に維持できることは最高の幸せである。

 「人を疑うなら付き合うな、付き合うなら疑うな」である。

❶ 洞雲寺山門の掲示    令和4年7月1日朝撮影

  「人を疑うならつきあうな つきあうなら疑うな」

 朝日が入ってきた洞雲寺 令和4年7月1日朝撮影