浜ちゃんの散歩道(38) 青年隊員時代の65年前の宿泊旅館と道端の花

 今日は終日雨が降り続いた。2022第23回浜松フォットフェスティバルがクリエート浜松で開催されており,午後の部の会場当番をした。このためバスで浜松中心街に出かけ、浜松郵便局で用事を済ませ、傘をさして徒歩で、遠鉄電車の高架下の道路を第一通り駅に向けて会場を目指した。

 途中で道路の右側に「旅館大蔵屋」の看板を見つけて、昭和32年8月の65年前の22歳の青年隊員時代に「旅館大蔵屋」に1泊したことを思い出した。門構えも立派で「旅館大蔵屋」の看板が強く印象に残っていた。 

 当時、浜松基地整備学校(現第1術科学校)の総務課に勤務し、独身で営内居住であった。同僚の志賀務君と一緒に外泊を伴う特別外出の許可をもらい、松菱百貨店に近い「旅館大蔵屋」に宿泊し、浴衣姿でご馳走を食べ、たたみと布団でのんび過ごしたものである。

 休日は普通外出が主で、浜松基地から徒歩で和合の映画館、浜松の中心街では松菱百貨店めぐり、五社神社周辺の散策、有楽街での映画鑑賞などしたものである。

 昭和30年代は,浜松市の中心街は松菱百貨店を中心に人の出で溢れんばかりであった。振り返れば、懐かしい昭和の物語でもある。

 雨の滴で洗われて、道端のアジサイの花が生き生きとしていた。

❶     65年前に特別外出して泊まった旅館大蔵屋

① 現在の旅館 大蔵屋

 

② 65年前、青年隊員時代に同僚と一緒に特別外出し泊まった旅館大蔵屋

❷ 遠鉄電車高架沿いの通路

❸ アジサイが生き生きとしていた