天龍山洞雲寺参道の人生教導の石碑(1) 照らさるる 明るい道に迷いなし 

 菩提寺である浜松市西区神ケ谷町天龍山洞雲寺 には、毎月1日と15日の2回,同寺に詣でて墓参りをしている。

 参道の片側には、昭和の30年代に設置された石碑が15個建っている。檀信徒から寄進された石碑で,表面に人生の諸々の教導の言葉が銘されている。その裏側には寄進者名と建立年月日が刻まれている。

 仏様の教えでもある。日常生活における誠に含蓄のある教導の言葉である。

 墓参りの都度,立ち止まって読み返すことにしている。歳を重ねるにつれて同感することばかりである。

 わが人生を振り返り,残された人生の道標としている。

❶ 天龍山洞雲寺参道の人生教導の石碑 

「照らさるる明るい道に迷いなし」     

[所感]

   闇夜の明かりは心の灯火である。街の街灯,防犯灯で照らされた道は迷いなく前に進むことができ安心安全である。仏様,神様の教え導きも人生の教導となる。照らされた道とも言える。

 我が人生を回顧するに,両親をはじめ,小中高時代の恩師,自衛隊時代の先輩上司,一緒に防衛任務を遂行した仲間などそれぞれが私の足元を照らしてくださったことに気づくのである。

 家庭,仕事において、大過なく人生の活動期を誤ることなく,充実した毎日を過ごすことができた。

 これひとえに,まっしぐらに進めたのも、照らされた明るい進路と教導のお陰であった。

 こうしたことから,社会人としての職業人生を終えてからは、地域社会における諸活動を通じて、感謝と報恩に努めてきた。

天龍山洞雲寺参道の人生教導の石碑