神原町花の会(花美原会)(454) 年末の神原町花畑に寄せて

 神原町花の会(花美原会)(会長相佐末吉氏)の管理する神原町花畑は、11月28日種まきしたメインのポピーが順調に育っています。

 この花畑は、私が神原町自治会長当時に、神原町誕生50周年を記念し、住みよいまちづくりを目指す「神原町まちづくり構想」を提言したことから始まった。多数の町民代表からなる「まちづくり委員会」を設けて、町民の皆さんの意見と知恵を取り入れた諸計画を策定した。その中の一つである「神原町花と緑いっぱい計画」に基づき発足したものであった。

 提唱者であることから、初代会長として約10年間花畑の運営と活動に従事して、相佐末吉氏にバトンタッチし、相佐会長夫妻のご尽力で今日に至っている。バトンを渡した後は、一切口出しせず、一会員として協同作業に参加してお手伝いをしている。

 こうしたことから、町内散歩の折は必ず立ち寄って、花畑の草花の成長ぶりを見ることにしている。健やかに草花が育つことを祈るのみです。

 会長経験から花畑を長年にわたって維持管理することは容易ではないことを誰よりも知っています。特に、苦労の多い花園作りは、後継者の確保が至難中の至難である。

 どんなに目的や構想が立派であっても、ボランティア活動であるだけに、どの組織でも先頭に立って、全てを背負い運営にあたる気概のあるトップを得ることが難しい時代となってきている。当会も次を担ってくれる後継者が見つからないでいるという、同じ課題を抱えている。

 一方、若手の新会員の参加が少なく、年が経つにつれて会員の高齢化が進み、従前のように維持管理を継続することが困難となってきている。

 こうした時代背景の中で、次の組織後継者に60代、70代の方が現れれば万々歳であるが、どうであろうか。状況は厳しいようである。全ての状況が分かるだけに円滑な運営が続くことを祈るばかりである。花と緑の役割は地域を明るくし、花色は人と人とを結びつける役割を果たしている。よりより発展を期待している。

 年末の神原町花畑の状況

❶ 全景

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❷ ポピ―

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❸ 花壇

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