86歳老いる雑感(187 )  自分の意志と身体で自由に行動できることに感謝

   テレビのコマーシャルや新聞広告を見ていると、高齢者の身体的機能低下、栄養、睡眠、認知症、頻尿から日常生活、生計費など様々なものが取り上げられている。内容はよく読むことにしているが、記事内容に一喜一憂することなく過ごすことにしている。

 後期高齢期になると、多少ボケたり、体力が低下する一方、身体のあちこちがダメになってくる。これらは歳を重ねると当たり前のことであるから気にしないことにしている。あまり神経質になって、真面目に対処しすぎると毎日が振り回された生活になってしまうものだ。

 特別に入院して治療を要することがない限り、普通に暮らしている間は特に気にかけることはないと思っている。

 毎日、普通に三度三度食事をし、週3回のシニアクラブの諸活動には参加し、できるかぎり散歩などで身体を動かすことに努めているので、おおらかに過ごすことに努めている。

 2か月に1回は定期的に検診のためかかりつけ医のところに出かけるが、毎日夕方に1錠服用する程度である。風邪など引いたりしたら我慢せず医者に行くことにしている。

 日常生活では、適度にボケたりしているが、当たり前の歳になっているのでさほど気にしないことにしている。人様に迷惑をかけない限り、自分に対して恥をかいたりして苦笑している。水分はこまめにとっているのでトイレにはよく行くが、頻尿など気にしないことにしている。多く水分を取ればその分出るのは当たり前であるからだ。

 就寝時間などもあまり模範的ではない。 普段の夜は大体パソコンに向かって、昼間できなかった作業を行っているので12時近くに就寝することになる。

 86歳にしては寝るのが遅いが、その分疲れたら昼間時間があったら横になることにしているから、睡眠時間はまあまあといったところではなかろうか。体調が悪いとき、少し疲れ気味の時は早めに寝ることにしている。その日の体調や状況によって柔軟に行動することにしている。昼間は出来る限り身体を動かしているので、熟睡はできているようである。

 一事が万事、成るようにしかならないと思っているので、細事は気にしない。大まかな性格であるせいか人様のことはあまり気にならない。

 いまは自分の意志と身体で自由に動けるときにやりたいこと、やっておきたいことをやり遂げることにしている。いつまでも元気でいられるわけがない。先のことはわからないのが終盤の人生ではなかろうか。自分の意志と身体で自由に行動できることに感謝する毎日である。やりたいことがやれて、今が一番最高の人生であるかもしれないと思っている。

 6月5日は、久しぶりに前夜早くから就寝したので早起きをして、自宅付近の早朝の田園風景をデジカメで撮影してみた。いつもながら日の出前の静寂の風景は素晴らしい。

早朝の田園風景  令和3年6月5日   

❶ 夜明け前      03:58

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❷ 月光       04:01

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 月   04:39

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❹ 日の出  04:45  f:id:y_hamada:20210605044503j:plain

 ❺ 日の出後  05:01

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