わが趣味活動(80) 三つの写真展を鑑賞して

 昨日午前は東部写楽会の定例会に参加した後、三箇所の写真展を鑑賞した。

❶   バスと歩きも新しい世界が開ける

 本年3月末に車生活から離れて歩き主体の生活に転換したことから、東部写楽会の例会参加も自宅付近のバス停からバスに乗って浜松駅に出てそれから25分ほど歩いて会場の東部恊働センターへ行った。

 早めに家を出て十分な時間の余裕を持って行動しているので、ゆっくりと街中の風景を眺めながら歩いた。

 今回は2回目なので初回と異なった経路を歩いてみた。時折、アクトタワーを題材にして見上げる写真をデジカメに収めてみた。散歩を兼ねているので、社会見物しながらの歩きである。外に出かけることは半日ないしは一日がかりとなる。これを苦労と思わずに楽しいひと時と考えると新しい世界が開けてくる。

❷  写真勉強会と新しい手法による撮影に挑戦

 定例会では、2L版18枚の作品を提出して前浜松写真連絡協議会会長丸井敏郎先生に観て頂き評価と批評を受けた。ありがたいことである。

 今回は家の近くにある花を主体としたものにし、ポピー畑などに10回以上同じ場所に通い色々と撮影を試みた。何回も足を運んだ分だけ良い作品づくりができたせいか、その分多くの評価をいただくことができた。

 今回は花の接写を指導書を手引きにして、初めての手法を取り入れて撮影してみた。従来と全く異なった視点で作品づくりをしたが、大きな手答えを得ることができた。いくつになっても探究心と創造を目指して作品づくりをすることは楽しいものである。現役時代ではこんなことは考えららないが、老後はたっぷりと時間があるからできることである。これもありがたいことである。

❸   三つの写真展を鑑賞し優れたた作品に学ぶ

 例会が終わった後、クリエート浜松でで行われていた二つの写真展、第6回写団「風」「風」2写真展とACT写心クラブの第46回写真展を観覧した。上には上があるもので優れた作品を拝見してとても勉強になった。

 その後、浜松駅に隣接する遠鉄百貨店6階・ギャラリーロゼで行われていた第72回中日写真展を拝観した。いずれの会場もコロナ対処面では人数も少なく心配なかった。

 三つの写真展を鑑賞して、それぞれ特色があり、撮影の対象物をどのように捉えたのか、作者が何を表現しようとしているのか教えられるものがあった。

 家に帰ってスマホの歩数を見たら約1万歩であった。結構歩き回り健康的な運動でもあった。