わが趣味活動(51) 高齢期におけるより良い写真作品づくりへの挑戦

 太平洋側に停滞する前線の影響で、昨夜からの雨が降り続き、気温15度が今夕まで続いています。新聞夕刊によると、今季の最低気温14度にもなったと報道されていました。

 午前は、雨の中車で出かけて、東部恊働センターで開かれた東部写楽会の定例の勉強会に参加してきました。来年は写真初心者の集まりであった東部写楽会が結成されてから10年を迎えます。初代の会長に就任して、途中でがんを2回患い鈴木幸作さんにバトンタッチしました。こうしたことから毎回欠かさないように参加しています。

 今日もいつものとおり、参加の皆さんからは自分が選んだ作品が提示され、講師丸井敏郎先生から講評を頂きました。厳しくかつ愛情のあふれる指導で、充実した時間でした。

 実際に、皆んなの前に提示してみると自分の作品選定から、題材の選定、撮影の仕方、作品への仕上げ処理など足らざる点などが浮き彫りとなり勉強になることが多くありました。

 提示をした2L版20枚のうち7枚について高評価をいただいた。総合して独立1点、3枚の組写真2点でした。

 勉強会は、全員の作品が順番に展示されて進むので、講師から個々の作品の評価とその理由や感想が述べられます。題材の選定と撮影位置や作品の処理の仕方など、講師から具体的にどこがどうであるか指摘や指導が行われると、なるほどと理解、納得するものがあります。

 こうした講師の指導や他人の作品への指導や見聞の積み重ねが、次の写真撮影や作品化への処理の向上につながっていくように思います。いくつ歳をとっても挑戦する機会があることは、ボケておれないぞと自分に言い聞かせてくれます。

 高評価をいただいた作品は、写真店を通して逐次半切などにプリントし、裏打ちをして、浜松写真連絡協議会の写真展、恊働センターまつりの作品展、浜松市高齢者作品展などに出展することにしています。これも大きな楽しみの一つでもあります。

 出展で発表分もかなりたまってきたので、これらは浜松写真連絡協議会の会員ぺ-ジに投稿することにしています。 

 趣味とはいえ、人様が観て感動していただくように作品化するには、それなりにカラ―写真を綺麗に仕上げる必要があり、プリントなどに多少費用もかかるのは当然のことです。

 趣味の写真ではありますが、回を重ねるたびにより良い写真の作品にしたいと、できる限り息長く挑戦したいと思っています。