航空学生(操縦学生)出身のOBとしては、航空自衛隊における飛行部隊の中核をなす航空学生の動向は関心のあるところです。航空学生の応募及び採用状況の推移をまとめてみました。航空自衛隊の航空学生受験等を志す若者にとって、最も関心があるのは第1次、第2次及び第3次の採用試験の内容ではないかと思います。
そうした点から、2014-08-26、航空自衛隊第1期操縦学生(13)「航空学生(操縦学生)採用試験の今昔」へのアクセスは、受験時期になるといつも多くなってまいります。
特に、航空自衛隊航空学生については、第3次試験が設けられ、操縦適性検査及び医学適性検査が行われています。操縦適性検査は、実際に航空機(複座機)に搭乗して行う飛行適性検査及び面接検査が行われます。飛行適性検査は、経験豊富なパイロットが受験生を実機に乗せて飛行適性を判定する。パイロットしての素質があるかどうかを見極めるものであるとも言えます。
どの分野においても同じですが、 操縦者の養成は、他の分野以上に厳しい試練を経て一人前になります。第3次試験は、パイロットを志す若人が大きな夢を抱いて挑戦する第一歩の試験制度でもあります。これらは、空自創設以来先人たちが英知をもって確立した極めて妥当な試験制度といえます。
❶ 最近の航空自衛隊航空学生の応募及び採用状況の推移
❷ 航空自衛隊航空学生の入隊式及び航空学生課程卒業式
防府基地ホ-ムベ-ジ 出典
○ 第75期航空学生課程入隊式 平成31年4月10日
○ 第74期航空学生課程卒業式 令和2年3月13日
○ 第76期航空学生課程入隊式 令和2年4月10日
❸ 令和元年度自衛官など応募及び採用状況 令和2年度版防衛白書 出典