y_hamadaのブログ(9) 「 生かされた命」の「三千日回記」を目指して

 5月は誕生月満85歳を迎える。人間の寿命からすれば、どんなに長寿を全うしても、100歳まで生きて後15年、95歳で10年、90歳として後5年である。これもただ生きているだけではなく、自分でパソコンかスマホが使えて、自分の意思で、自分のやりたいことが多少でもできればの前提です。 

 こうしてみると、残りの人生は限りあること間違いない。すでに両親の没年を超えた。5人の兄姉のうち一番下の姉のみが92歳で健在である。二人だけの姉と弟になってしまった。今のところ普通に生活しているので、明日どうなるかといった状態ではないが、人生の終末に段々と近づいている。

 そこで、このブログを始めた最初の年月日を改めて確認してみたら、平成25年(2013年)5月6日であった。当時78歳にして、左腎盂がんで左腎尿管全摘徐術により一命を繋ぐことになったことから「生かされた命」であることを痛感して、ブログを書くようになった。

 今や7年の歳月が経った。ある時から、決心したことがある。それは出来れば、天台宗の荒修行「千日回峰行」( 険しさを極める山中を1日48km、年間およそ120日、9年の歳月をかけ、1000日間歩き続ける。まさに荒行中の荒行である。)に因んで、ブログの「千日回記」を綴ってみようと思ったことである。高僧のような荒修行ではなく、ごく普通の高齢者、じじいの毎日継続したブログ「千日回記」を目指した。

  これは、高齢期に入ると、歳を重ねれば重ねるほど、体力・気力・意欲が少しずつ低下することから、毎日、毎日一日たりとも休むことなく連続して「ブログを書く」ということによって、毎日の生活に目標と充実感を保つために試みたことであった。

 ブログの題材、内容は何でもを対象にしていますが、今日まで自分を支えてくれた人々への「ありがとう」と「感謝」「報恩」の気持と身体の動く限り地域社会に何らかの「奉仕」ができたらと思っているので、こうした面のことは書き続けたいと思います。

 幸いにして、地域の活動、2回のがんとの闘いや小さな病気などいろいろなことがあったが、ブログの連続「千日回記」は、いつの間にやら「二千日回記」を超えることになった。現在は「三千日回記」へ向けての積み重ねです。どこまで続くかという面ではシニアの修行といえるかもしれません。

* ブログ日数2533日 継続日数2145    投稿数 2664