山門の人生の教示  「 歩く おこるな しゃべるな むさぼるな ゆっくり歩け しっかり歩け」

    3月1日朝、菩提寺天龍山洞雲寺に参詣しお墓に花をお供えてきた。山門の掲示

「 歩く おこるな しゃべるな むさぼるな ゆっくり歩け しっかり歩け」

である。この句は、人生行路を歩むにあたって示唆に富んだことばでもある。自分自身に照らし合わせて解釈受け止めると生活が一層充実したものになるのではなかろうか.。

 いろいろな人が自分なりに解釈して、言葉を置き換えたりして自分の戒めとしている例もある。

 この句のもとは、種田山頭火といわれているようだ。そこでネットで調べてみると、
フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』によると、次のような解説があった。

 「種田 山頭火(たねだ さんとうか、1882年(明治15年)12月3日 - 1940年(昭和15年)10月11日)は、日本の自由律俳句の俳人山頭火とだけ呼ばれることが多い。山口県生まれ。「層雲」の荻原井泉水門下。1925年に熊本市曹洞宗報恩寺で出家得度して耕畝(こうほ)と改名。本名・種田正一(たねだ しょういち)」

 5年前に航空自衛隊航空学生制度60周年記念行事」で山口県防府市を訪れたとき、防府北基地へ移動する前に、早朝、防府天満宮まで歩いてみようと思い出掛けた折、JR防府駅てんじんぐち(北口)前にある種田山頭火像や市内名所の所在方向の表示が印象的であったのか写真を撮った記憶がある。種田山頭火像は見つけることができなかったが、防府駅付近の表示板の写真は見つけることができた。

 種田山頭火の俳句は、自由に短い言葉で簡潔にまとめたものであることから、強烈に脳裏に残っている。 

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《  浜松市西区神ケ谷町天龍山洞雲寺の山門に掲示にされた「 歩く おこるな しゃべるな むさぼるな ゆっくり歩け しっかり歩け」》

f:id:y_hamada:20150606063357j:plain《 2015.6.6  山口県防府市駅前付近の名所旧跡の方向場所の案内板、山頭火に関する案内表示が多かった。次の機会にはゆっくりと訪れてみたいものである。