1.記録中心の写真
写真に関しては、航空自衛隊に入隊した昭和30年から奮発して初級のカメラを買って取り始めたのが出発点であった。その動機は、同期生の一人に山脇君が、高級?なカメラをもっていて、夜間の自習時間の時、さっさと勉強のの方はかたずけて、撮った写真にカラ-を塗って今でいうカラ-写真をつくているのに刺激されて、四角いカメラをかった。主として、日常の体内生活、行事、同期生、外出した時の町の様子などを撮ったりした。
どちらかというと、記念写真、記録写真の感覚であった。フイルムで現像のたびにカメラ屋さんに通ったものである。自分で現像をやるところまではいかなかった。
結婚し、家族が増えるたびに写真の枚数は増え、写真帳は家族全員、家族別に分けて20冊以上になった。子供たちの写真は独り立ちしていったときにアルバム帳を渡した。ネガが多くあるが再生することなく保存している。
2.記録写真の効用
ブログを書くようになって、「昭和の航空自衛隊の思い出」の部ではこうしたアルバム帳が役立った。人間の記憶は歳を重ねるにつれて断片的で不鮮明となるものだ。その点、日記帳やメモ類、さらにはアルバムは役立った。
花活動の記録は、活動を始めた10年前から、丹念にデジカメで記録してきた。できるかぎり毎日、、デジカメで花畑の状況を記録し、パソコンに入力したりCD化してきた。地域の街並み・お祭・自治会の諸行事などもデジカメに収録したものである。いつの日がお役立つことがあるかもしれないとの思いであった。動けなくなるまでこうした類は続けていきたいと思っている。
3.記録中心から趣味としての写真へ
平成23年8月、縁あって写真の講座に参加して以来、東部写楽会の一員となり、さらには浜松市しん写真連絡協議会の会員に入れていただいている。協議会の写真展には作品を出展することにしている。
写真の才能はないが、やってみると結構これが楽しいものである。毎月の定例の合評会で批評してもらい、写真に対する考え方や見方がかなり違ってきたように感じている。
これから目指すところは、芸術的な写真を撮りたいと思っている。どんな視点で何を表現するか精進したいと思っている。したがって、どこに行くにもカメラは携行し、シャッタ-チャンスがあれば即座に応じられるように心がけている。
現職時代の即応体制の心構えと同じである。どこに行っても、写真的な構図を描き、いつでも絵にならないかと常に思っている。そのことが、活動力・好奇心を保ち、ボケや無関心を遅らせ、いつまでも若々しい気持ちでいたいことにつながってくれればありがたいものだ。
2014-01-30 浜ちゃん日記 東部写楽会の活動
《 写真を始めたころの大根の写真である。ショッキングであるが、大根の生きざまを撮ってみた。地域の畑で見かけた情景である。残酷のようであるが、花を咲かせず大根を長持ちさせることができる。》