航空自衛隊第1期操縦学生(19)  第1期操縦学生入隊60周年記念大会・準備会

    航空自衛隊第1期操縦学生入隊60周年記念大会が6月2日~3日、浜松で開催するところまでこぎつけた。昭和30年6月に航空自衛隊に創設された操縦学生の1期生が入隊して60周年を迎えた。80歳・傘寿を迎えた者、迎える者の集まりである。大会の実行委員長を務めたので準備会の様子に少し触れてみたい。 

1.大会運営の実行委員会

 第1期操縦学生会は、 会長小林誠君の下、常任幹事山田繁君、馬場雍君で運営され、実行委員会、 会長小林誠君のほか私を長として前川誓孝君・ 西山淳君・村田隆君・天野勝君・平山貞男君・ 打井亮吉君・ 畠山吉秋君の8名で構成した。                        実行委員会の設置については、 平成26年6月2日東京は市ヶ谷で行われた第1期操縦学生同期会で、最後の全国的な大会は浜松で開催する。浜松組が実行委員会のメンバ-となって記念大会の企画・運営・実行することが決定された。

 従前から浜松在住者は、定年退職前後から適宜、浜松駅周辺に集まっては同期会を開いてきたが、昨年7月から「第1期操縦学生入隊60周年記念大会実施構想に」について喧々諤々意見を出し合った。

 この結果、本年1月から主題を大会関係に絞り、正式に実行委員会を発足、数次にわたって委員会を開いた。会合の回を重ねるごとに実施計画の細部を詰めて、役割分担等具体的な業務の進め方まで決め本番に臨むことになった。

2.飲み・食い・笑う・語る

 実行委員会という場を使って、従来のサロン的なものから企画運営・実行する任務を与えられたので、自然に特定の任務を帯びた委員会と変化していき、議論も深まっていった。

 真面目な話し合いが段々と進む一方、その中に楽しさと遊びの部分が交差して大いに盛り上がった。80歳・傘寿を迎える歳になり、歳相応にはなった。お互いに持病を持ちかながらもそれを越えて、「飲み・食い・笑う・語る」ことができた。

 特別に会議室で会議するわけではなく、円卓を囲んで一杯やりながらの委員会であったことが、楽しみながらことを進めるということで、実に有意義かつ楽しい会合となった。

 お神酒が入ると、時には本論を外れて各方面の談義に発展にするので、引き留めとまとめ役でもあった。これから地域会中心となるので、一層深い絆が築けたように感じた。