春の ポピーと秋のコスモスは特別な思いがある。それはわが神原町に花と緑の区域を設定し、花の会の代表として花いっぱい活動を行った10年間、花畑の基幹となる主役の花にポピーとコスモスとすることに決めて大活躍してもらったからである。ありがたい素敵な花であった。
そこに至るまでには、菜の花、マリーゴールド、ひまわり 、レンゲなどを試行したが、 以下の理由から最終的には、ポピーとコスモスを選定した。
1 主役にポピーとコスモスを選定した理由
❶ 各種の花を試行した結果、一番人気であった。特に子どもの一番人気であった。
❷ 広い区域で全面を彩り景観上から見栄えがする。
❸ 種まき、除草、花木の撤収・整理等の協同作業がしやすい。
❹ 花の育成管理に特別の配慮を要せず、自然のままにして育成できる。
❺ 種まきに時期によりあらかじめ開花時期を調整できる。一般より早目に開花させた。
❻ 花摘み体験するのに適している。切り花を持ち帰り家庭で観賞できる。また、開花を家族で楽しむことができる。
2 ポピーとコスモス
3 殻から出てきたポピ-の誕生 ポピ--のしゃれた帽子
《 夜明けとともに花畑にいつてみるとすでに殻から出た生まれたてのポピ-を見ると、花は膨らみ、貴婦人がしゃれた帽子をちょこんと乗せたようは様子が見られる。やがて微風で殻は飛んでいき、昼間に殻を付けたポピ-を見ることはあまりない。》
*コスモスの誕生は次回とします。
4 神原町花の会の活動成果
10年の活動成果は次のとおりである。会員が結束して精魂を込めた活動の成果が結実すると協同活動も励みとなり活発化するものである。全国表彰において、当会が最優秀賞・大臣賞に次ぐ優秀賞を受賞した。
代表として東京における表彰式において賞状を授与され感激の極みであった。私の人生において花活動の最高の栄誉であった。これを機会に代表を辞任し、新代表にバトンタッチした。
皆さんの努力の成果によって、ひのき舞台に立つことができたようなものである。集団活動によってなされた成果であった。ひとりの個々の力など小さなものである。束ねた組織力・集団力・団結力があって、広大な面積の花畑に花を咲かせることができた。
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