神原町シニアクラブ(199) リアル野球盤ゲームの導入と実施運営の見学

1    リアル野球盤導入にあたっての他所見学

   神原町シニアクラブ(神原会)は、今評判の高いリアル野球盤ゲームをロコモサロン活動に導入するとを決定し、役員5名による他所での実施運営状況を見学した。

    8月22日午前、浜松市中区鴨江の「さわやかクラブ鴨北(会長松下芳和氏)」の3個チームによるゲームの前半を見学させていただいた。ありがとうございました。

    1個チーム約10名の3個チーム約30名余の方が参加し、初めてながら和やかで、かつ盛り上がった試合が展開されたのが印象的でした。

    試合は、リアル野球盤協会浜松支部の河守隆氏の指導で進められた。初めての方が多かったようであるがその都度丁寧な説明があり、次第に慣れていった。

     当クラブも10月定例会で初めてリアル野球盤ゲームを行う予定にしており、どのように導入し、実施運営したら良いかとの視点で見学したが、とても参考になることが多かった。

    リアル野球盤用具は、リアル野球盤協会(鈴木久雄氏)に標準セットを注文し、購入後は月に何回か実施する方向で準備を進めている。導入にあたり、事前に準備すべき事項を検討し10月開始に間に合うように必要な資材を購入したり、要すれば補足用具を作製することにした。

    見学にあたっては、事前に協会のホ-ムベ-ジ掲載のゲームビデオを観たりしたが、やはり、一見は百聞にしかずであった。鴨江のシニアクラブの皆さんにはご迷惑をおかけしましたが、ゲームの魅力、運営の仕方、応援の仕方などいっぱい学ぶことができました。役員一同の感想としては「これならいけるに」ということで、導入実施に確信を持つことができました。ありがとうございました。

2    ロコモサロンへの導入と活動の多様化及び充実

    神原会は、シニアクラブ浜松市の「私たちの信条」を日常のクラブ活動に具現するためには、超高齢者社会の進展に対応して、高齢者自らが自分の身体のフレイル(虚弱)を自覚し、ロコモーショントレーニングを取り入れたクラブ活動により健康寿命を少しでも伸ばして、家族に世話にならないで、楽しく生き生きとした日常生活を過ごすことが最も重要であるとの考え方を活動の基本理念としています。

    こうした基本理念のもと、数年前からロコモサロンと一体化した活動へ転換を図り、昔の老人会とは全く異なる活動内容に大変身しました。

    従前は、月一回の定例会を主体に若干のリクリエシヨン活動を行うものでしたが、発想を転換し、毎月の一回の定例会等のほかに、毎週三つのロコモサロンを主体としたクラブ活動へ大転換しました。活動の主体を毎週3回のロコモサロンに重点を指向しています。  

 ちなみに、定例会は、毎月1回全員集合とし、初めの会は、❶国旗拝礼・物故者黙とう・私たちの信条唱和 ❷会長挨拶、連絡事項、話し合いと決定、その他 ➌ロコモの実施と評価票への記入(ロコモ手帳持参と記入)❹懐かしの童謡、流行歌等合唱 ❺ 防犯・交通安全教室、夏・冬の健康教室、高齢者福祉教室 ❻各種のゲ-ム大会等 ❼ 終わりの会 お茶とお菓子をつまんで自由懇談とおしゃべり そのほか春・秋の旅行、新年会・総会を開いている。

  活動の主体となった 三つのロコモサロンは、毎週、月曜会は健康広場でのグラウンドゴルフ等、木曜会は神原会館での輪投げ等、金曜会は神原会館でカラオケ・脳トレ・輪投げ・健康的吹き矢等を実施している。すべて最初にロコモ体操を必ず行い次に当該種目を行います。

    今回のリアル野球盤ゲームの導入は、金曜会の種目の中に取り入れ、今後の成果を見て主要な種目に育てる予定です。

    将来的には、町内の高齢者と子どもたちとの交流大会として、自治会との共催で夏休み、冬休みを利用して、「輪投げ」と「リアル野球盤ゲーム」を神原会館で開らく構想を検討しています。

   この2種目は、シニアクラブの用具を使かえること、天候に関わら室内でできること、チームを編成して行えること、応援も入りとても盛り上がるゲームであること、子どもと高齢者が一緒に行えること、などがあげられる。

   こうしたことからも、今回、神原会がリアル野球盤ゲームの用具一式を整える理由は、高齢者集団として、積極的に地域の融和交流に役立ちたいとするシニアクラブの主体的な考えによるものです。

〇さわやかクラブ鴨北 会長松下芳和氏挨拶

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〇 リアル野球盤協会浜松支部の河守隆氏の指導

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〇 ゲ-ム開始

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