浜ちゃん日記 短時間の集中豪雨と抜本的対処

    遠州地方の当地も昨夜からの大雨は、畑に雨水が溢れんばかりとなった。今日は生ゴミの回収日、降雨の勢いが収まったところで、近くの集積所へ雨傘をさし、片手にゴミ袋を運んでいたら途中で猛烈な土砂降りとなった。地面に叩きつけるような雨は40センチほどはね飛びたちまち下のズボンと靴は濡れていった。

    数分後には、第4集積所付近の開水路はあふれんばかりになった。三方が原の大地で安定した町内であるが、自然の脅威的な集中豪雨には勝てない。

    降雨が収まってから長靴を履いて花畑の被害を確認に出かけたら、第3集積所・健康広場附近に至る道路は冠水していた。

     九領川につながる第3集積所・健康広場付近を中心とした道路の冠水は、神原町の一大懸案事項であり、集中豪雨が12時間〜24時間連続した場合は、相当な被害が予測される。その原因は合流する水量に対して処理水量が少ないために時間の経過とともに処理しきれない水がたまってくるということである。

    その原因は明白である。二本の開水路から流れる水量は第3集積所・健康広場横に合流するが、それ以降は1本となるから、当然開水路より幅が広くなければならない。しかし、現実はそうでなく水はけがよくない。

    幸いにして、今まで数時間の 豪雨であったことからか、一部の冠水で終わっている。もし、いままで経験したことのない長時間の局地的集中豪雨が発生した時は、その冠水は町内全域に及ぶことが予想される。

    早急に開水路合流以降の流水路の拡幅が課題である。20年前からの課題であり、声を大にして要望し被害発生の警告を発している。一昨年多少の手直し工事は実施されたが、解決策につながっていない。思い切って下流からの拡幅工事と同時に全部を改修する英断が待たれる。抜本的な対処が必要である。悠長な対策では、自然災害は待ってくれない。甚大な被害が出てからでは遅いのである。

    今回の九州の集中豪雨の状況を見ながら、他人事ではなく足元でいつでも自然災害が身近に起きることを認識して心すべきことを再確認した。

開水路から雨水が道路にあふれて冠水した状況  (令和元年7月4日07:45頃撮影)

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《 第3集積所・健康広場にいたる付近、開水路と市道との区別はガ-ドレ-ルのみ  》

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《 神久呂協働センタ- 東側付近、開水路と市道との区別はガ-ドレ-ルのみ 》

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《 花畑から北側付近、道路の冠水 》