平成30年度浜松基地航学会懇親会がホテルコンコルド浜松で19:50から行われ特別会員として出席した。 現職の航空学生出身者の総会の後の懇親会にOBが特別会員として参加するもので、現職の皆さんにとっては、厳しい勤務を終えてからの参集であり、こうした開始時刻となってしまうようだ。
高齢者の会合であれば、大抵、夕方5時ごろまでには始まり、7時ごろにはお開きの時間となるであろう。家内から「どうして年寄りがこんな時間にでかけていくの?」と問いかけがあったが、案内を受けて即座に出席の返信をした。あえて勇んで出席したのは、現職の後輩の皆さんから元気をもらうこと、航空学生の現状の一端を知ることにあった。もう一つは、1期生として、航空学生制度の発展を願う応援団の一人と自認しているからである。
航空自衛隊における航空戦力の中核を担う航空学生の存在意義は論ずるまでもなく、航空学生連合会のもとに、基地ごとに航空学生出身者が集まり、同期のきずなを強め、先輩・後輩が大同団結・切磋琢磨している状況に心強くした。
浜松基地では、航空学生出身者が1空団の飛行場勤務隊長・飛行隊長・業務主任、警戒航空隊飛行隊長、1術校学生隊長、航空救難隊長などの指揮官、幕僚、操縦教官及び操縦者として活躍し、航空自衛隊の屋台骨をしっかりと支えていることを拝察し更なる健闘を祈った。
いつの時代であっても、航空自衛隊における人的戦力の中核をなす操縦者の養成は教育訓練・経費面からも相応の予算と長期間を要すること、精強な部隊づくりのためには、訓練に訓練を重ねる厳しい練成が必要不可欠である。
後輩の皆さんが、わが国の平和と独立を守る使命を達成し、国家・国民の生命・財産を守るために、日夜精進している姿に敬意を表し、さらなる飛行安全を祈った。
役員の皆様には、特別会員に対して丁重なるおもてなしを下さりありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
❶ 懇親会の式次第
❷ 会長挨拶
➌ 乾杯 1期生濵田が指名されて乾杯の音頭をとった。航空自衛隊の創設以来64年を迎える航空学生制度の充実発展及び浜松基地航学会の皆様の弥栄、三沢基地所属のF-35乗員の早期救出を祈念した。
❹ 懇談
❺ 特別会員の紹介
❻ 転入会員紹介
❼ 隊歌合唱
❽ 乾杯
❾ 記念写真撮影