4月2日、日本海側は雪、落雷があり、遠州地方も気温が一気に下がった。 恒例の浜松基地観桜会は、天気に恵まれ、午後5時から展望台通りにおいて開催された。桜は7分咲きとなり夜桜を満喫した。招待客は約450名であった。今回は前日、新元号「令和」の決定・発表が行われ、明るい雰囲気が感じられた。
4月1日付で航空自衛隊第1航空団司令兼ねて浜松基地司令に就任された加治屋秀昭空将補は着任早々の行事となった。観桜会は式次第のとおり円滑に進められた。
会場の設営、駐車場の設置から招待者車の誘導案内、交通統制及び警備、招待者の受付、接待、飲み物等万端にわたり準備周到にして整斉と運営されていた。特に、車両の誘導・交通統制は手際よく行われていたこと、接待を担当した隊員の接客態度は素晴らしかったことが強く印象に残った。
❶ 会場全般の様子
❷ 太鼓演舞
《 開会前に勇壮な太鼓演舞が行われ、観桜会を盛り上げてくれた。》
➌ 主催者挨拶
《 4月1日付で航空自衛隊第1航空団司令兼ねて浜松基地司令に就任された加治屋秀昭空将補は着任早々の挨拶となった。 》
《 共催者の浜松防衛団体連合会会長大須賀正孝氏が挨拶をされた。》
❹ 来賓祝辞等 写真省略
《 国会議員の諸先生方は与野党を問わず、国防の重要性と浜松基地への期待を表明されたのが特に印象に残った。》
❺ 乾杯 浜松副市長
《 浜松副市長 鈴木伸幸氏が乾杯の音頭をとられた。》
❻ 納杯
《 隊友会浜松支部長新田満氏が納杯の音頭をとられた後、散会した。)
3 4月1日付で航空自衛隊第1航空団司令兼ねて浜松基地司令に就任された加治屋秀昭空将補の紹介記事 静岡新聞の報道記事 ( 出典 静岡新聞)
新時代に順応を 加治屋新司令が着任 空自浜松基地
浜松市西区の航空自衛隊浜松基地で1日、同基地と第1航空団の新司令に就いた加治屋秀昭空将補(53)の着任式が行われた。加治屋司令は隊員約400人を前に「時代の変化と向き合ってほしい」と呼び掛けた。
加治屋司令は「日本を守るのが自衛隊の使命。仕事一つ一つが防衛に通じている」と強調し、プロとして知識と技術を向上させる必要性を主張した。人工知能(AI)など先端技術の進展を踏まえ「(社会全体が)変革の時を迎えている」と新時代への順応を求めた。
愛知県東海市出身。防衛大学校を卒業後、航空総隊司令部防衛部防衛課長や空自幹部学校副校長を経て現職。同基地での勤務は警戒航空隊司令を務めた17年度以来になる。